陽明文庫
 陽明文庫に行って参りました。
 陽明文庫とは京都洛西にある五摂家筆頭の近衛家によって平安時代から明治時代までの約千年近くに渡って伝承されていた厖大な宝物類を明治維新後の幾多の変遷を経て永久保存の体制をとるために建設され永久保存の体制がとられた所蔵する特殊文庫であり、御堂関白記、後二条殿記、大手鑑、倭漢抄下巻、歌合巻第六、類聚歌合、熊野懐紙、神楽和琴秘譜などなど国宝八点、重要文化財五十五点を含む二十万点以上の日本文化の至宝とも云うべき貴重な記録・文書・書跡が保管されているのです。
 
 類聚歌合の二十巻本と十巻本の複本、熊の懐紙、面白いちらし書きの巻物等を見て満足。
 近衛文麿の別邸であった虎山荘にも入り数奇屋風の建築の中でお茶を戴いたので更に満足。
 
 文庫長である名和教授に多謝。
 今夜は変体仮名の復習をしておきます。