「好き」超える「旨味」引き出す エビ調理の手順210224
 「好き」超える「旨味」引き出す エビ調理の手順210224



高熱を短時間、加えて調理。
 1)頭をとりはずす。
 2)尾に伸びる「トゲ」を取り除く。
 3)背中に包丁、家庭では調理用ハサミで首部分から尻尾にむけ殻を切り開く。
 4)二つに切りわけた身を、殻の部分まで<切れ目>を入れる丁寧さ。
 5)3%の塩水で身を洗い、砂や血綿に相当する部分を除去。
 6)殻を下に身を上に開いて並べ、塩をぱらぱらと、サッとふる。
 7)フライパンが高熱になるまで温め、油をひいてのち殻を下に、身を上に加熱。
 8)殻が赤色に、身の透明感が白肉に変わってゆくのを見届け、
 9)コップに取り置きの水をふりかける。
 10)水が蒸気にかわるところで、フライパンにフタをして火をとめる。
 11)1,2,3,・・・・・・10秒、経過したところで材料を取り出して、食する。

 旨味の成分=グルタミン酸。そう言われているようだ。
 マグロだの、ホタテだの。そのグルタミン酸の含有量がグラフで表示。そこそこ15程度、単位はミリグラムか。

 さて、エビはどのくらいでしょうか、と。グラフの上限数値は20まで。
 でわ、エビのグルタミン酸含有量は?。実に類題食材の10倍強の150、と。「兄謀らんや、弟曰く?」とは、このことか、

 登場のゲスト。
 「量販店で販売のエビでも同じ、旨さになりますか」。
 調理の達人、加藤さん。
 「ハイ、アルゼンチンエビ、ブラックターが-でも同じです」。そう申すのであるが。
 210224 nhkG「試してガッテン エビ」 視聴のメモながら。 村井吉敬著『エビと日本人』 岩波新書 2012年7月。