「条件は みな同じ」 全豪制す
 「みな、条件は同じ」。そう考えたかどうかは、知る由もないが。



 大坂なおみ選手は強かった。
 豪州入りしてから2週間。その間、5分ごとにドアをノックの義務。もちろん「COVID-19」=新型コロナウイルス感染症対策。
 試合は準決勝まで無観客。
 決勝のみ、50%観客が入場できたそうで、プレーの随所で起こる拍手は、相手のUSA選手の好プレーに大きく、湧いた。
 そうでは、なかったか。

 20日夕。19時すぎに地上波に番組を切り替えて。
 4-3.第一ゲームは、大坂選手がワンセットのリードする局面。試合の経過は、チャンネルを切り替える前にヤマ場があった、ようで。

 大会には200人ほどの選手があつまった、か。
 今や関心、実は五輪、パラ五輪がひらけるか、どうか。政治が関わりすぎている東京五輪。

 「百倍の選手団」。
 そういわれるなか、着後、2週間。ホテルに缶詰。5分ごとにドアをノックさせる。
 そんなこと、現実的なのであろうか。