産地特性 海苔 in 山本山。
 産地特性 海苔 in 山本山。NHKGの番組で、舞台は海苔の名品店、東京・山本山の店頭。

 「スーパーで扱う海苔と、こちらの海苔。どこが違うの」と。第N代を申す経営者、「ハイ、産地ごとに特性があります」。



 すらすらと、まず「瀬戸内の海苔は」と。「瀬戸内 流れの速い潮、パリッと仕上がる」。
 続けて「千葉の海苔」。こちらは「磯のかおりに育てられ、香りが強め」。
 さらに「有明の海苔」。なんと申すか。「潮の干満差が大きい、満ち潮に隠れて栄養を吸収、干潮では太陽に恵まれて旨みが深まる」。

 海苔の栽培に、「支柱柵養殖」と「浮き流し養殖」があるそうで。水深の浅いところで潮の干満差を利用して行う、前者。
 後者は「海の深い場所に浮きをつけた海苔網を沈め、流されないよう錨で固定」「厚みのあるしっかりとした海苔に仕上がる」と、されているようだ。