はからずも天台声明の中枢に詣で 大原・来迎院2011年秋
 はからずも天台声明の中枢に詣で 大原・来迎院2011年秋

 「はんなり紀行 京都」番組で大原・来迎院が紹介され、境内・堂宇(掲載図 上)・本尊、そして天台声明の「総礼伽陀 そうらいかだ」を聴聞できた(同 下)。
 大原・三千院に詣でたあと、知人が是非にと、案内してくれたのが大原・来迎 らいごう 院。
 御堂の長押に、ちょうど掲載写真と似た声明の譜面が掲示されていた。

 訪問の契機は、紹介してくださった知人の友人が「朱印帖交付で揮毫をしているから、行ってみよう。
 「そかそか」と出かけ、初めて『朱印帖』なるものを求め、揮毫&押印をお願いした。
 交付していただいて、揮毫者が案内者に転じて招かれるに、お目にかかったのがクダンの譜面。

 どなたが伝授されるのですかー。聴かせてもらうに、ガイドに転じたお方は「本願寺の勤式 ごんしき 指導所から、お見えです」、と。
 おやおや、そうなんだ。天台声明を本家とすれば、浄土声明は別家のはずながら、7時代は。いささか感慨深かった。

 「美男僧侶の奏でる美しい声明が人々に安寧をもたらす」
法然の弟子に住蓮(じゅうれん)、安楽(あんらく)という二人の僧がいた。ともに美声の持ち主で声明に長け、おまけに美男子であったようだ。