「護ってくれている」の実感 「こころの時代―宗教・人生― 闇のなかに光をさがして」NHKETV260413
 クリミヤ半島から避難で来日の男性信者。
 「自宅から3時間かけてここへ来ています」
 「私たちは皆ここに集り、清められたと、感じたいのです」。

 ウクライナに3人の子を残して訪日の女性信者。
 「家で祈るのも良いですが、ここでは人々が私たちを支えてくれて居るのが見えるのです」。
 「人々が教会に来て、一緒にウクライナのために祈ってくれています」。

 2022年2月に始まった大国によるウクライナへの侵攻。
 避難で対日のウクライナ国民は2000人に達する、と。そこに日本人関係者も加わって300人ほどの人たちが、教会に礼拝で訪れる。
 在日して日も浅く、いつでも故国にもどる日をまちわびる人たちには、専用の教会がない。

 他団体の教会。そのわずかな刻限をとらえて、ウクライナ正教徒用の式場に荘厳する。
 専任の聖職者もおらず仕事をもちつつ、祈祷の準備に司祭もつとめる。
 時季は日本の節分。「日本では大切な季節行事の節分です、『鬼は外、良いですかー、福音はウチ!!』、みなさん一緒に」。

 日本語を交えつつ、伝道が営まれる。前述の二人とは別人のキーウからの避難信者。
 「自身の教会をもっていない、ご加護のおけげで、どれほど喜びと安らぎを感じられたことか」。
 「あなたは私たちを支えてくださって、私たちの心に深く残り、いつも思い出してくれます」。
 
 「護ってくれている」の実感 「こころの時代―宗教・人生― 闇のなかに光をさがして」NHKETV260413
(番組案内)
 「なぜ神様は戦争を止めてくれないのか?」―。
 ロシアによる軍事侵攻で故郷を追われたウクライナの人々。
 悲しみや憎しみに心を奪われそうになる避難者たちをどう支えればよいのか、日本で唯一のウクライナ正教会の司祭ポール・コロルークさん(60)は葛藤を続けてきた。
 活動するなか出会ったのは、かつて原爆の惨禍を経験した長崎の宗教者たち。絶望的な状況のなか、それでも「祈る」ことの意味とは?その模索の日々を追った。