漁業者 森 13ヘクタール 福岡 『毎日新聞』231005
 森里海連環学。
 それを読んだのは東北、三陸海岸の牡蠣増殖漁業家の記録。森を育てる、その営為を通じて。
 生きる悦び、生きる楽しみ、生きる力強さ&支えられている枠組み。そこに刮目したい。

 ネットで『毎日新聞』が伝えていた。023/10/5 15:53 漁業者 森 13ヘクタール 福岡 『毎日新聞』231005
 漁業者たちが海や川の上流にある森を育てることで、豊かな漁場を取り戻すきっかけに。

 福岡県八女市上陽町の森林を漁協が支流の両岸を購入。
 二つの漁協がそれぞれ7.7ヘクタールと5ヘクタール。あわせて13ヘクタール弱を購入した、と。
 ノリの養殖者らでつくる漁業者が組織する漁協。

 漁業者の信条。
 「水系から注ぐ水が豊かな有明海を育て、その恩恵を私たち漁業者が受けている」。
 「(森林に降った雨は、腐葉土などの栄養分を取り込み)ゆっくりと川や海へと流れ込む」。

 「その栄養分を植物性プランクトンや海藻が吸収し、魚はプランクトンを食べる」。
 「そのおかげで、矢部川ではアユやモクズガニ、ウナギなど、有明海では養殖ノリやアサリ、ガザミなどの漁が盛んだ」。