「長寿社会」
 来週月曜日の「敬老の日」を前に、厚生労働省がまとめた調査によると、9月15日時点で100歳以上の高齢者は前年に比べ3307人増の4万7756人となり、41年連続で過去最多を記録したそうです。

 また、年度内に新たに2万4952人(9月1日現在)が100歳になると見込まれ、こちらも過去最多更新です。

 100歳以上の高齢者の割合が最も多かった都道府県は、島根県(人口10万人当たり75.70人)で、2年連続トップ。
2位は高知県(同67.58人)で昨年の3位から順位を上げました。一昨年まで37年間トップの座を維持していた沖縄県は、出生率が全国1位になるなどで人口が増えたため、昨年の2位から3位に順位を落としています。

 ちなみに国内最高齢は、1896年(明治29年)11月20日生まれの佐賀県在住の女性と、その5カ月後1897年(同30年)4月19日生まれの京都府在住の男性で、ともに114歳です。

 尚、昨年は実際には死亡していたケースが相次いだため、100歳を迎える人に関して今年の調査では、医療保険の記録や自治体職員による面会で存命確認を徹底したそうです。
ただ、101歳以上に関しては、東日本大震災で行方不明となった人も含まれている可能性があるそうです。