「秋分の日」
 台風一過、被災された皆様には心からお見舞い申しあげます。

明日は彼岸の中日となる「秋分の日」。3連休となる方も多いかと思います。

 秋分(春分)の3日前の日が「彼岸の入り」、3日後が「彼岸の明け」となり、その7日間が彼岸となります。
「秋分」・「春分」はその中間に位置するため「彼岸の中日」とも呼ばれますね。

 彼岸とは元々仏教用語で「煩悩に満ちた世界から解脱(げだつ)した悟りの世界」、すなわち「亡くなった先祖達の霊が住む世界」を指すそうです。
その祖先の霊を供養するため、各家々ではお墓参りに行ったり、祖先を供養する「法会(ほうえ)」が行われたりします。

 秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として1948年に法律で制定されました。春分と同様に秋分では昼夜の長さがほぼ同じになります。