「茶の木(チャノキ)」
 冷たいお茶が何より美味しく感じられるこの頃ですが、緑茶・ウーロン茶・紅茶は全てツバキの仲間のチャノキから作られるそうです。

 違いは摘み取った茶葉の発酵度合いで、十分に発酵させると紅茶になり、反対に発酵を防いだものが緑茶です。
発酵を途中で止めるとウーロン茶が出来上がるそうです。
チャノキの原産地は中国の雲南省と周辺の山岳地帯とされます。
17世紀に入り中国から欧州にまず渡ったのが緑茶。その後、英国人の嗜好に合わせ、紅茶が作られるようになったそうです。

 ところで、「熱中症」になる方が昨年よりも40%ほど増えているそうです。
「熱中症」とは暑熱環境で発生する障害の総称で、熱失神・熱疲労・熱射病・熱けいれんに分けられるそうです。

 その予防には水分補給が欠かせませんが、汗からは水と同時に塩分も失われ、塩分が不足すると熱疲労からの回復が遅れるため、水分補給には0.1%~0.2%程度の食塩水が適しているそうです。
熱中症予防に、一度薄い食塩水を試してみる価値があるかもしれません。