「創作四字熟語」
住友生命が年末恒例の「創作四字熟語」を発表してます。

政権交代や新型インフルエンザの流行など、今年起こった様々な出来事や世相をわずか4文字で表現しているのですが、いずれも秀作揃いです。
これまで多く見られた、不景気や少子高齢化をテーマにしたものが意外と少なかったのですが、これはもう「今年の」現象というには、当たり前になってしまったということなのかもしれません。

その中からいくつかご紹介しておきます。

 
全人未塔(ぜんじんみとう)前人未到
都内のいたるところで、スカイツリーを見上げる姿が見られた。


戸籍騒然 (こせきそうぜん)古色騒然
戸籍上江戸時代生まれの人の生存が発覚して大騒ぎになった。



諸牛無情(しょぎゅうむじょう)諸行無常
口蹄疫の感染拡大を防ぐために大量の牛を処分する非情な事態となった。


愛煙棄縁(あいえんきえん)合縁奇縁
タバコ大幅値上げ。これを機会に、長年の縁を絶った人も。


就職渇望(しゅうしょくかつぼう)就職活動
大卒の内定率が就職氷河期を下回った。


棄想県外(きそうけんがい)奇想天外
「最低でも県外」と言っていた米軍普天間飛行場の移設問題だが紆余曲折。



興南深紅(こうなんしんく)艱難辛苦
興南高校、沖縄勢として初の夏の甲子園優勝。深紅の優勝旗が沖縄へ。


一指操電 (いっしそうでん)一子相伝
ワンタッチ操作でキーやボタンのないタブレット端末やスマートフォンの流行。


土佐人気(とさにんき)土佐日記
『龍馬伝』で土佐に人気が集まった。


三見立体(さんみりったい)三位一体
3Dの映画やテレビがブームになった。

編集 ラボラ : ブログへ来てくださりありがとうございます。今年もわずかですが、お元気で。