「梅干し」
 汗ばむ陽気となってまいりました。
そろそろ「梅雨入り」が気になる頃ですが、先々週の木曜日には沖縄地方が梅雨入り。
平年ベースでは、近畿が6月6日、関東は6月8日となっています。

 『梅雨』と言えば6月と思いがちですが、旧暦に直すと5月となります。
昔の人は5月の雨を「さみだれ」(五月雨)と呼んでいました。
もともと、「ばいう」(梅雨)は中国から伝えられた言葉で、梅の実のなる時期に長雨が続いたことから使われるようになったと言われています。
また、梅雨(つゆ)を「梅」の「雨」と書くのは、梅の実が黄色く熟する季節の雨だからとも言われています。

 梅雨の季節になると、体調をくずしたりする人もいますが、これを乗り切る最適な食品の1つが『梅干し』です。
梅の効用は含まれるクエン酸が胃液の分泌を高め、殺菌効果から胃の中をきれいにし、大腸での良性細菌の増殖を促進させたりします。

僕も数十年、朝食前の『梅干し』とお茶は欠かした事がありません。