バレンタインデー
 今週日曜日のバレンタインデーに向けて、デパートやスーパーではチョコや関連グッズの販売に力が入っていますね。

 旧来の「女性から男性にチョコを渡して愛を告白する」というのは日本独特の習慣で(韓国などでも同様の習慣があるそうですが)、英米では「日頃大切に思っている人に感謝と愛情を伝える日」として、男性から女性にプレゼントするのがむしろ一般的です。
ですから、英米ではホワイトデーも存在しないようです。

 ところで、今年のバレンタインデーについていくつかの調査結果が発表されていますのご紹介したいと思います。

 <imiリサーチバンクの調査>

 順位                 回答数

1位  二人でゆっくりできる時間     161
2位  手料理              111
3位  レストランで食事          45
4位  バッグ/お財布/名刺入れ      45
5位  アクセサリー・時計        40
6位  お酒類               40
7位  旅行                39
8位  チョコレート以外のお菓子     27
9位  ファッション雑貨(ネクタイ・ベルト等)21
10位  デジタル製品           19


 菓子メーカーのロッテとグリコの調査では、チョコにかける予算はどちらも3千円台前半(ロッテの調査では前年比2割増)。
日経産業地域研究所の調査では手作り派は4人に1人の割合でしたが、ロッテとグリコの調査では手作り派が7割前後を占めています。
参考までに予算の内訳は「本命」が1700円程度、「友」が約440円、「義理」が平均380円となっています。

 尚、日本では近年、バレンタインが女性同士でチョコを渡し合うイベントになりつつあるようです。
また、男性から女性へチョコやプレゼントを渡す、いわゆる「逆チョコ」のケースが増えています。
その傾向は中高年の方が高く、人付き合いのツールとしてバレンタインを利用していることが伺えます。

 プランタン銀座の調査では、バレンタインデーは「チョコレートを媒介にしながら周囲とのコミュニケーションを深める日」として意識されており、日本におけるバレンタインの意義にも変化が見られるようです。