「風邪」
 此処に来て、冬将軍の到来で冷え込みが厳しくなっています。
インフルエンザの感染者は減少傾向にあるようですが、朝晩の冷え込みで体調を崩したり、カゼをひく人が増えていますね。

 カゼは「風邪(ふうじゃ)」と書いて、この邪が身体に進入することでカゼを引くと考えられており、その出入り口となる経穴(一般に「ツボ」)を「風門」と言います。
ゾクっときたら風門を温めたり揉み解すことが予防に効果があることはよく知られています。

 カゼ対策(民間療法)はたくさんありますが、身体を温める効果のあるネギや生姜がよく用いられますね。
 せき止めとしては「カリン」の他、米ペンシルベニア州立大の研究チームが咳止め効果を実証したという「そばハチミツ」もあります。

 インフルエンザやカゼなどのウィルスは乾燥した環境を好み、多湿な環境は苦手であり、即効性のある予防法では加湿器があれば最適でしょうね。
昔はスト-ブに ”やかん” を載せ、部屋の加湿にしていたものでしたが、今は余り見れない光景のようです。