「神無月」
 時の経つのは早いもので、本日から名実ともに10月「神無月」となります。
古来から十月を「神無月」と言いますのは、旧暦の十月には全国の神々が出雲の国(現在の島根県)に集まり、留守になるために神の無い月と言われているそうです。

 神の出発を「神送り」、帰来を「神迎え」といい、普通は出発が九月末日、帰還が十月の末日になります。
逆に、出雲では、神々が集合してきますので「神在月(かみありづき)」と呼ばれているそうです。

 ところで、お隣の中国は本日の10月1日に『国慶節』(建国記念日)を迎え、この日をはさんで約1週間が大型連休となるようです。
1949年10月1日に故毛沢東主席が天安門で建国宣言、中華人民共和国が正式に建国されたことにちなんでいます。
多くの公共機関の窓口や工場などが連休となり、本格的な観光シーズンとなって何億人ものヒトが移動します。