「青梗葉(チンゲンサイ)」


 「青梗葉」と書いて「チンゲンサイ」。この夏採り物の出荷が本格化してるようです。
今ではハウス栽培が盛んで1年中出回っていますが、暑さに強く、青物野菜が全般的に品薄となるこの時期に露地物が収穫されます。


 ハクサイやカブと同じアブラナ科の植物で、中華料理の代表的な葉物野菜として普及していますが、日本では1972年の日中国交回復による中国野菜人気にのり、「タアサイ」とともに広がったようです。

 あくが少なく、味に癖がないため肉と相性がよく、炒め物や煮物など調理方法は多彩ですね。
中華料理だけでなく、西洋料理から日本料理まで幅広く取り入れられています。
アルカリ性のミネラルが豊富で、ビタミンAやCが豊富な健康野菜として知られ、夏風邪の予防にも効果があるとされています。
国内の主力産地は静岡県だそうです。