「雨に唄えば」
本日6月5日は、二十四節気の一つ「芒種」(ぼうしゅ)。
芒種とは、稲や麦など穂の出る穀物の種(たね)のことを言い、農家は田植えに追われる頃となります。

 実際には、現在の種まきはこの時期よりも早いですが、この日から6月21日の夏至までの期間を芒種とも言い、この頃になると、蟷螂(カマキリ)や蛍(ホタル)が現れ始めます。もちろん、きれいな水がないと育たない蛍は、最近ではまず見る
ことが出来ません。

 愈々、各地で梅雨入りが相次ぎ、雨空が全国を覆いつつあります。
これからしばらく屋内で過ごす機会が増えそうですが、先日、『雨で思い出す映画作品』という調査結果を目にしました。

 1位は、「雨に唄えば」(米、1952年)となっており、ジーン・ケリーが雨の中で歌い踊る場面は圧倒的な支持を集めています。
2位は「シェルブールの雨傘」(仏、1964年)で、カトリーヌ・ドヌーブの演技とミシェル・ルグランのテーマ曲がとても印象的でした。

 そして、3位は「黒い雨」(日、1989年)、4位「ブラックレイン」(米、1989年)、5位「レインマン」(米、1988年)と続いています。

 雨の映画を観て、梅雨気分に浸るのもこの時期の楽しみかもしれませんね。(^^)