「小話」
 今回は、昔聞いた小話を一席御紹介したいと思います。(^^)

 或る時大洪水がおこり、その人は水没しかかった家の屋根に登り避難していました。
信心深い彼は「神様が奇跡を起こしてきっと助けてくれるはずだ」と信じています。

 ちょうどその時、救命ボートがやってきて「早くこのボートに乗りなさい」と声をかけてくれましたが、「神様が助けてくれるから大丈夫」と言って乗るのを断りました。

 そのうち屋根も水没しそうになり、またボートが救助にやってきました。
この時もさっきと同じように神様が助けにきてくれると言ってボートには乗らなかったため彼は死んでしまいます。

 天国に行った彼は神様に文句を言いました。
「神様、今まであなたを信じて祈ってきたのにどうして助けに来てくれなかったですか?」と。

 それを聞いて神様はおっしゃいました。
「だからおまえのために2度もボートを差し向けたではないか!」

 チャンスが無かったわけでなく、それを拒否して無にしてしまったというお話です。

編集 yattyan : チャンスを生かすも逃がすも結局は自分次第と言う事でしょうね。
編集 yattyan : コメント有難う。(^^)神様は手の表・裏のように、ピンチとチャンスも与えて呉れてる。
編集 十六夜 : やっちゃんさまこんにちは。 なるほど。。わたしの「月夜の恋物語」でも 神の声は出てきます。いかに神の声をその時聞くか。。また 非常時に錯綜する情報のなかから どれを 神の声と聞くか。。しかし。。救命ボートに乗っても完全に助かるとはわかりませんよね。 あは わたしはちょっと「疑いすぎ」かもしれません(笑