表現の多様性を 地域理解うながす最強手段 『釧路新聞』240208
 表現の多様性を 地域理解うながす最強手段 『釧路新聞』240208

 「自分で調べてみないと理解できない」「自分で調べてみて、初めて理解できた」。
 熊本県水俣市の市民が体験した、<世界に類例をみない産業公害>を経験。
 その後に展開の、環境問題は復元したが<市民間に生じた偏見、中傷。差別のうえに繰り広げられ対立の深さ>に当面したあとの、述懐である。

 釧路町にある「マイアース」という団体が、「環境問題遊ぶながら理解」「釧路湿原版を体験」のカードゲームに挑戦の報道があった。
 詳細は掲載の新聞記事を読んでいただくのがセオリー。
 内容の詳述は避けるも、地域理解をうながす<表現方法>が、多様化する。

 また、<さまざまな年齢層>に地域理解のキーとパイプが用意されることは<貴重なこと>ではないか。
 強くそう思うのであるが。ただ。読んでみるに都内の大学、箱根・熊本阿蘇など国内各地の地域版があると、聞いて残念におもった。
 釧路湿原が国立公園に指定されてすでに、35年を経過した。地域で創成されて然るべきノウハウ。地域住民は深く心したい。