コロナ 外国人実習生 営農計画 2020年 「営農に影響」「生産量低下が懸念」の実態200411HTB北海道
 コロナ 外国人実習生 営農計画 2020年 「営農に影響」「生産量低下が懸念」の実態200411HTB北海道

 往時の北海道は、本州側商人資本が季節労働力をともなって来道し、先住のアイヌ民族を補助労働力に組織した。
 今、本道の農業は海外実習生の質量確保がないと、営農に影響、生産量低下、営農計画の練り直しを結果する。
  かつて本州経済の補完地であった北海道。現今は海外実習生の補助労働力を獲得できぬと規模縮小の状態、かと。

 確か、あった。そう思い出して「コロナ 外国人実習生 営農計画 2020年」で検索。
 あるにはあったが、「意外だ」と受け止めたのは農林水産省の『農業生産・販売面での影響と新たな動き」など、「(外国人実習生の)受け入れ対策」がヒットしたこと。
 筆者が探していたのは、北海道内テレビ局のニュース番組の場面としての報道であった。

 そこで検索項目を変えた。あらたなキーワードは「コロナ 外国人研修 営農 十勝 テレビ」の項目。
  ヒットしたのは20年4月11日発信の北海道テレビ朝日から、次の項目。
 それは「『もうダメだ』一次産業から悲鳴•••コロナ余波」。続いて「深刻な人手不足•••実習生が来ない」という記事もあった。

 「『もうダメだ』一次産業から悲鳴•••コロナ余波」。
 こちらは、すでに来日して研修中の中国人実習生が離日、出国を研修期限前に申し出て、酪農家が受け入れた話題・
 ここで帰しておかないと、入国禁止で難民になってします。

「深刻な人手不足•••実習生が来ない」。
 こちらは本邦側の入国制限が機能して、隣邦からの入国を制限。その影響度を端的に示したもの。
 日本人労働力の不足と高賃金では、農産物価格の低迷で経営の危機に、と。そういうことであろう。

 北海道農業協同組合連合会のコメント。JA北海道中央会は3月末の会見・
 「全道の農家で約180人の外国人技能実習生の出入国のめどが立っていないとし、営農に影響が出ていると明らかに」。
 「この人手不足について解消の見込みはなく、今後農業や水産業などで生産量低下」が懸念」、と。