成毛 眞著『面白い本』
  成毛 眞著『面白い本』 百冊とは書いてあるが、百冊強。

  本の書評とは「かくあるべき」の、見本を示すような42字×20行から、写真と紹介のスペース17字×5行をのぞいた分が、紹介のキャパシティ。

 分類に、著者の書評観。
 「ピンポイント歴史学」「学べない生き方」「ヘビーなサイエンス」「シチュエーション別読書法」「ウソのノンフィクション」「タイヘンな本たち」「金と仕事ものづくり」「事実は小説よりも奇なり」「鉄板すぎて紹介しるのも恥ずかしい本」。

 若者なら。
 理解できるのだろう。この区分タイトル。でも、選書対象はハードで歳よりならずともジャンルが広すぎて、追いつくのがたいへん。

 背後に読書と書評のなかま。
 定期的に選書と書評のトークの機会があるらしい。そうした議論のなかから生まれた成果でもあるようだ。

 
 自らの読書の領域をはかり、今日的「知の水準」を理解するためには、まずは眼をとおす。そうした、一冊。(岩波新書1409 2013年)。

編集 ペン : 子供たちが読書を嫌いになるきっかけは読書感想文ではないか?っと思っています。最初に感想文有り・・ですからペンでもいやになってしまいます。自由に乱読から始めよって言うのは乱暴でしょうか^^