バラ 都電荒川線
 バラ 都電荒川線 殺風景の解消。その合言葉で沿線にバラの栽培。その本数は1万本を超えると言う。

 いつから始めたかと聞いて驚いた。操業は1985年からと、いうではないか。都内の名所のひとつができて、四半世紀ということになる。

 場面は転じて神奈川県厚木市。「NF労働組合」というテントのある企業の庭には、行列の見物客。こちらもバラだが、1984年に2本のバラを宿主したことにはじまるという。

 その2本の花弁。あまりの美しさに工場あげて、栽培することに。3年後から公開が始まった。かくて、行列のできる見物客。

 文化、伝統は意図的、計画的、組織的につくられる、か。新しい価値創造の仕組みと結果ではないか。