弥生時代研究
 弥生時代研究 稲作の日本伝来、その時期。
 これまでの通説よりは500年ほどさかのぼり、紀元前10世紀ころの時期と説明。
 弥生人から縄文人への混血も旧来の100年ほどから500年くらいかけてに、考え方がかわっているということである。

 縄文時代から弥生時代。
 稲作と鉄の受容という変化にくわえ、国際社会への参入と言うことが、さらなるポイントとされている。鉄資源争奪の危機に当面する一方、現在の韓国南部にみられる「甕棺埋葬」の例が、吉野ヶ里でもみられた。

 「甕棺埋葬」の実例提示は、ある意味格差社会のシンボルか?。自給自足の社会に資源をめぐる戦いが発生して敗れると奴婢に転じ、他方で族長の発生による組織集団の構築と格差社会への移行。

 ほかに岡本遺跡・池上草根遺跡の紹介。2年にわたる「さかのぼり日本史」、その最終回を4月2日朝の放送で視聴したのであるが。

編集 freehand2007 : 縄文文化を、稲作に依存しなくてもよい資源豊富な時代と学者はみているようですね。直近の研究成果を収集してはいませんが。発想はかわるべきと、小生も。
編集 ペン : 稲作は収穫までに時間がかかりますからまとめ役のような人が出てきて格差を生んだのではないか?稲を作らない地域を遅れているという発想も変えないといけないのではないかと思います。