白澤卓二・坪田一男対談「僕らが実践する『不老の食事』」
 白澤卓二・坪田一男対談「僕らが実践する『不老の食事』」。『文藝春秋』 2012年8月号の特集「長寿の人、短命の人」での対談。

 坪田一男氏の談(267p)。
 「最近のご遺体って腐敗しにくいらしい。これは厳密に調べたわけではありませんが、防腐剤入りの加工食品をたくさん食べていることが影響しているのではないか」

 「この前、冬のコートのポケットにおにぎりが入っていたんだけど、これが全然腐っていない。半年近くもくさらないほど保存料が入っているなんて、どれだけ健康に悪いか誰にでも想像ができますね。」

 前段に「加工食品には保存料の問題があります」と、坪田氏は切り出す。「僕はアイバンクの仕事をしているので、葬儀屋さんとお話をすることがあるんです」と続ける。「そこで聞いたんですが」と、話はつづく。坪田氏は申される。「これは厳密に調べたわけではありませんが」と述べつつ、「ちょっと恐い話をすると」、と。

 まったく同様の話。6月21日の昼食時に地元で製麺業を営む社長さんが切り出された。
 ほどなく配られた本誌に記載があった。

 ヒトは都合よく考える。手頃な外部サービスの加工食品。栄養は体に残るが、添加物は体外に排出されるハズ、と。
 そうは都合よくいかないらしい。それよりも、「とうとう」そこまで来た、か。その感がした。

編集 freehand2007 : おみやげに頂戴したお菓子。いつまで置いてもいたみませんでした。シェフの方が申したサラダのドレッシング。市販のそれは、いろいろ添加物が入っていて、と。そこまで、来たかの思いです。
編集 ペン : 牛乳が一週間も腐らずに有ることを不思議に思わない状態になって随分とたちます。昔の牛乳は普通に置いたらすぐに腐ったように思います。身の回りには危険が一杯なのかも・・ですね