浅田 稔著『ロボット未来記』。
浅田 稔著『ロボット未来記』。ロボット研究の今を解説するガイダンス書というべきか。「日本は世界でも稀にみる、ロボット大国」(6p)とする。

 ロボットは「五感を通じて外の情報を感じ、判断して行動する人間の姿とダブり」(12p)、「人間を映す人工物」と定義する。

 研究はすすむ。その第一は「人間を理解するため」に行われているという。老人介護など、ヒトの代替かとおもいきや、受胎から乳児期の移行過程を読み解く手立てこそ、ロボット組立のプログラムで立証されると、言うのだ。

 確かに言われてみると、そうした領域のあることは確かではある、が。 (NHK知るを楽しむ この人この世界 NHK出版 2008年)

編集 ペン : 鉄腕アトムのようにお友達になれる時代が来ると思っていました。ロボットを開発する人とロボットを楽しむ人ではロボットに対する感覚が違うのでは無いでしょうか?