「アボガド」
蒸し暑い日が続くと、サッパリとしたサラダが普段にもまして美味しく感じます。
そのサラダ向け具材としてこのところ人気が高まっているのが、健康効果も注目されている「アボガド」です。

 アボガドは「森のバター」と呼ばれ、「最も栄養価の高い果物」といわれています。
全く甘みがなく、そのまま食べてもあまり美味しくありませんが、酸味のきいたドレッシングとみずみずしいレタスにアボガドのまったりとした脂肪分が絡み合うと何ともいえない豊かな食味となります。(レモン、カボス、マヨネーズ、メープルシロップなどをかけると更に美味になります。)

 最近は、てんぷらやグラタン、すしなど幅広い料理に用いられているようですが、アボガドの脂肪分は「ノンコレステロール」だそうです。
また老化防止効果があるとされるビタミンEが豊富であり、風邪の予防に必要不可欠なビタミンCや便秘を予防して大腸がんを防ぐ作用がある食物繊維が大変多く含まれています。

 スーパーなどの店頭で選ぶ際は、皮の色がより黒っぽいものが熟度が進んでいて食べ頃だそうです。