2013 07/26 18:51
Category : 日記
街なかでもよく見かける朱色の祠(ほこら)のお稲荷さんは、五穀豊穣、商売繁盛・産業全般の神として庶民に親しまれてきました。
そこに鎮座する対(つい)の白狐は稲荷神の使いで、片方が蔵の鍵をくわえ、もう一方はその神力を象徴する玉(宝珠)をくわえています(巻物や稲をくわえている場合もあります)。
その鍵を屋号にしたのが花火屋の鍵屋。鍵屋からのれん分けして独立した玉屋の屋号もお稲荷さん由来で、「花火屋は何れも稲荷の氏子なり」の古川柳はこのことを詠んだものです。
江戸の頃の両国の川開きに行われた鍵屋と玉屋の花火(将軍への献上花火)の競演は江戸庶民の楽しみとなりました。
もともとは享保年間の大飢饉やコレラの流行による死者の霊を弔い、邪気を払い、災いを鎮めるために催された水神祭が起源で、現在は「隅田川花火大会」と名を改め、毎年7月の最終土曜日の開催で、今年は明日午後7時5分の打ち上げ開始となっています。
そこに鎮座する対(つい)の白狐は稲荷神の使いで、片方が蔵の鍵をくわえ、もう一方はその神力を象徴する玉(宝珠)をくわえています(巻物や稲をくわえている場合もあります)。
その鍵を屋号にしたのが花火屋の鍵屋。鍵屋からのれん分けして独立した玉屋の屋号もお稲荷さん由来で、「花火屋は何れも稲荷の氏子なり」の古川柳はこのことを詠んだものです。
江戸の頃の両国の川開きに行われた鍵屋と玉屋の花火(将軍への献上花火)の競演は江戸庶民の楽しみとなりました。
もともとは享保年間の大飢饉やコレラの流行による死者の霊を弔い、邪気を払い、災いを鎮めるために催された水神祭が起源で、現在は「隅田川花火大会」と名を改め、毎年7月の最終土曜日の開催で、今年は明日午後7時5分の打ち上げ開始となっています。