「立秋」
 明日は「立秋」。秋立つ日で、暦の上ではこの日から秋となります。
秋の気配がそこかしこにあるはずですが、そんなことに気づく余裕さえなくしてしまうほど連日猛暑が続いています。

 立秋から秋分(今年は9月22日)までの間の暑さを「残暑」と申しますが、例年、今時分から8月中旬にかけてが暑さのピークとなっており、埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で過去最高の40.9度を記録したのは8月16日(2007年)のことです。

 ところで、昔は暑さをしのぐ方法としては行水があり、戸外に置いたたらいの水で汗を流すのが最高の消夏法でした。

 それに代わるものとして今はシャワーがあります。お湯の温度を高くしすぎないこと、シャワーの勢いを強くして短時間で済ませること、朝と帰宅後に浴びることなどが、暑さ対策として効果的だそうです。

 また、寝苦しい夜には布団の上に寝ござを敷くと良いそうです。さらっとした肌触りとイ草の香りが爽快感を演出すだけでなく、通気性が良く、寝汗も吸収してくれる優れもので、陰干しで乾燥させればすぐに機能回復、繰り返し使えるエコ商品です。
このような寝ござは、今では「サマーシーツ」と呼ばれています。