NHK 朝ドラ史上、最高傑作「カーネーション」終わる。
ファッションデザイナー「小原糸子さん」、永い間ご苦労様でした。 安らかにお眠り下さい。

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「カーネーション」というタイトルは、花言葉から思いついたものです。
「あらゆる試練に耐えた誠実」という花言葉にひかれ、その花がカーネーションでした。
イメージが固まりすぎないのもいいと思ったんですよ。
「なんでカーネーションなの?」と思いながら皆さんに見ていただいて
いろんなシーンでその花が登場する。
抽象的で、広がりがあって、何かを重ねたり、ここに帰っていくこともできる。
遊びがあって、とても懐の深いタイトルだと思ったんです。

脚本家:「渡辺あやさん」談