「山吹の花」
昨日は二十四節気の「穀雨」でした。
”やわらかな春の雨が百穀を潤す”とされていますが、季節外れの寒気の影響で冷たい雨や雪となったところもあるようです。
皆様も体調の管理には十分にご注意ください。

 ところで、あちこちで花が咲きはじめ、「ジャパン・ローズ」とも呼ばれる山吹の花も見ごろを迎えて来す。

 山吹の花の色は鮮やかな黄色で、古来「やまぶき色」として親しまれてきましたが、その鮮やかな黄色は黄金色にも似て、やがて山吹色と言えば黄金の大判・小判のことを指すようになりました。(^.^)

 時代劇では、悪い商人が小判が詰まった箱を「山吹色のお菓子です」といって悪代官に差し出す場面が描かれ、「お主も悪よのぉう・・・」などというのがお決まりですが、この「山吹色のお菓子」は贈答品として実際に売られています。

 黒と朱色をあしらった上品な箱に黄金の小判(中身は和風パイ)が詰まったインパクトは大きく、ホームページに掲載されたコメントによると、お菓子の美味しさはもちろん、「お得意様との距離をより一層近づけたい営業マンのツールとして、何かと便宜をはかっていただきたいあの方への意思表示として」使えるそうです。