「フキノトウ」
 春の訪れを告げる、数少ない日本原産の野菜「フキ」。
全国の野山に自生しており、栽培の歴史は平安時代に遡るともいわれ、今も昔も独特の香りと歯ざわりが広く親しまれています。

 今、フキの出荷が本格化していますが、雪解けの地面からひょっこり顔を出すのがフキノトウ、その後、フキの葉と茎が伸びてきます。
食用としてだけでなく、薬用としても利用されており、咳止めやタン切りなどに効果があり、特有の苦みには消化および食欲促進作用があるそうです。

 スーパーなどで選ぶ際には、根元を持ってもあまりしならないものを選ぶとよいそうで・・、根元に赤みが出ているのが軟らかくて美味しいフキの特徴です。

 タケノコやシイタケと一緒にした煮物が春の味覚として喜ばれますが、春の一品、皆様方はご賞味されましたでしょうか。