「豪華巨船タイタニック号」
 1912年(大正元年)の本日午後11:40、タイタニック号が氷山に衝突。その2時間40分後の2時20分、多くの乗員乗客が脱出できないまま、轟音と共に船体が2つに大きく割れ、海底に沈没しました。

 この豪華巨船タイタニック号は2223人を乗せて4月10日にイギリスのサウサンプトンから出航、ニューヨークへ向かう途中でした。

 沈没後、数艘ある救命ボートのうちたった1艘しか救助に向かわなかったそうですが、行けば遭難者の皆がしがみつき、一気に全員死ぬかもしれないと乗船員が考えたためでした。
その結果、海に投げ出された人々は、気温・海水温が低かったため、低体温症などでほとんどが短時間で死亡、或いは低体温症以前に心臓麻痺で数分以内で死亡したと見られています。

 事故の犠牲者数は様々な説がありますが、イギリス商務省の調査では1513人に達し、当時世界最悪の海難事故といわれました。全長268M、幅27.7M、総トン数は4万6328トンという当時世界最大の客船でした。

 ちなみに、ご存知の方も多いかと思いますが、映画タイタニック(TITANIC)は、1997年のアカデミー賞で史上最多の全11部門を受賞した大ヒット作です。
日本でも超ロングランを記録し、巷ではレオナルド・ディカプリオにハマる女性が大量発生。ヨン様ならぬレオ様ブームに日本中が湧いていたのは記憶に新しいところです。