「巨大地震が発生」
 昨日、午後2時46分ごろ、三陸沖でマグニチュード8・4、最大震度7の巨大地震が発生(連続して茨城でもM7.2の大地震)しました。
想定されている東南海地震に匹敵する規模です。
首都圏でも大変長く大きな揺れ(都心で震度5強)を感じました。

 いざという時は身一つで外に飛び出すのが精一杯です。
都内のJRは全線運休、首都高速道路も全線通行止めとなり、また、詳細な被害の状況もすぐには分からず、知り合いの安否を確認しようとしても電話がなかなかつながりにくいのが実際でした。

 このような時に備えて日ごろからどのような準備を行っているかは非常に重要です。
何に備えるかによって準備するモノもある程度変わってきますが、阪神淡路大震災の教訓から火と灯りと情報の確保が重要とされており、「カセットこんろ」「懐中電灯」「ラジオ」が大地震の際に役立つ「三種の神器」と言われています。

 他に重宝するものとしては、ラップフィルム(サランラップ等)や大きめのゴミ袋が挙げられます。ラップフィルムは、食器を包めば汚さずに済み、清潔な状態を保つことができ節水にもなります。身体に巻きつければ防寒、緊急時の包帯として利用することもできます。
ゴミ袋も応用範囲が広く、水の備蓄の際にも役立ちます。

 また、非常用の備蓄品として飲料水や衣類、食料品、マッチやライター、救急セット、筆記用具、雨具、バケツ、チリ紙・ウェットティッシュ等も用意しておければ安心でしょうね。
携帯電話が使えず、自宅の電話もつながりにくい状況の場合に備えて公衆電話用の10円玉を用意しておけば、災害時には優先的につながるようになっている公衆電話を利用することができます。

  尚、気象庁は、津波は半日~1日続くとしており、余震についても1カ月は警戒を要するとしています。