「桜の季節到来」


 いよいよ桜の季節到来ですが、その桜の花が似合う場所の一つとして、堀や川などの水際があります。
水面(みなも)に映る姿、そして散った花びらが水上を覆い尽くす様子(花筏)などには独特の味わいがあります。

 先日、「水面に映える桜の名所」というランキングが日経新聞に掲載されていましたが、東日本の1位は弘前城のある「弘前公園」(青森県弘前市)となってました。約2600本の桜があり、外濠、内濠、蓮池など水面に浮かぶ花びらを楽しめるそうです。

 西日本の1位は、木造アーチ橋と桜が絶景を生み出す「錦帯橋」(山口県岩国市)でした。周辺に約3000本の桜が植えられ、観光名所の5連の橋付近に桜の花が咲き、特に夕暮れ時に水面に映る桜と橋とのコンビネーションは錦帯橋ならではの美しさだそうです。

 <ランキングは以下のようになっていました。>

 =東日本=

 1.弘前公園(青森県弘前市)

 2.千鳥ケ淵緑道(東京都千代田区)

 3.角館桧木内川堤
  (かくのだてひのきないがわづつみ、秋田県仙北市)

 4.高田公園(新潟県上越市)

 5.五稜郭公園(北海道函館市)


 =西日本=

 1.錦帯橋(山口県岩国市)

 2.哲学の道(京都市)

 3.毛馬桜之宮公園(大阪市)

 4.海津大崎(滋賀県高島市)

 5.苗代桜(なわしろざくら、岐阜県下呂市)


サクラの”蕾桜”は、春を象徴する花であり、日本人には馴染み深いですね。
初春に一斉に開花し、春を告げる役割を果たしてます。
俳句の季語になっているほか、桜の開花予報、開花速報は春を告げる合図であり、又入学式を演出する春の花として、多くの学校にも植えられています。

日本全土で全ての種類の桜が全て散り終わると晩春の季節となり、初夏がやって来ます。