「あさり(浅蜊)」


今、アサリの最も美味しい時期です。アサリのうま味たっぷりの味噌汁、そしてスパゲッティではアサリたっぷりのボンゴレ、いずれも格別です。酒蒸しやバター焼きなども風味を楽しめます。

 魚介類を”漁る(あさる)”がが転じて現在の名前になったと言われますが、春と秋の産卵期前には殻いっぱいに身が詰まっています。
特に水温が上昇してくる春はエサを食べてどんどん太るため、1年中で一番美味しいアサリが食べられます。

 アサリは全国どこの内湾でもザクザク取れますが、主産地は愛知県と千葉県です。
この両県で国内生産量の半分以上を占めているそうです。
アサリにはカルシウムや鉄分のほか、良質のたんぱく質、また不足すると貧血の原因になるビタミンB12が魚介類の中でも特に多く含まれ、肝臓の強化にも効果的だそうです。

 選ぶ際は、殻にふくらみがあって、模様がハッキリしたものを選ぶ、これがコツだそうです。