「水無月」
 月日が経つのは早いもので、本日からは『水無月』(みなづき)、6月入りです。
この水無月とは陰暦で5月のことで、漢字では「水の無い月」と書きますが、水が無いわけではなく、「無」は「の」にあたる連帯助詞「な」であって『水の月』という意味になります。

 陰暦5月は田に水を引く月であることから『水無月』と言われるようになったそうです。

 そして、本日から「衣替え」のところも多いかと思います。
この「衣替え」は、平安時代から始まった習慣で、当時は「更衣」(こうい)と呼んでいたそうです。
明治時代になって今の国家公務員にあたる人達の制服が定められ、夏服と冬服の更衣の時期がそれぞれ6月1日~9月30日、10月1日~5月31日と定められました。
やがて、これが学生服にもおよび、さらに一般の人たちにも定着していったようです。

 話は変わりますが、今から54年前の昭和30年(1955年)の6月1日、アルミの1円貨が発行されてます。
その1円貨は、満54歳となります。