「おくりびと
 米アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の先週末(2月28日と3月1日)の興行収入ランキングが初めて1位となっています。
日本の映画興行で公開から5ヶ月経過した作品が首位を獲得するのは初めてだそうです。
松竹によれば、先週末の興行収入は前の週の6倍になったほか、一時は31館に減少した上映劇場数も公開当初に近い全国189館まで復活しています。

 「おくりびと」の興行収入は累計38億4000万円、観客動員数は334万人を突破。
受賞後の観客急増で劇場は満員が続いているため、松竹は4月以降までのロングラン上映を決定し、海外でも36ヶ国以上で公開が決まっているそうです。

 映画の平均的な公開期間は約1ヶ月間ですが、同作品は既に25週を突破。
昨年最もヒットした「崖の上のポニョ」の20週という公開期間を超えてるそうです。