「疲れ目」
パソコンや携帯電話などの細かい字を見る機会が増え、年齢や職種に関わらず、目の疲れを感じる人が増えているようです。

 目を潤すためには1分間に20~30回のまばたきが必要といわれますが、パソコンなどを見ている時はその回数が4分の1程度にまで減少してしまいます。
その結果、涙が十分行き渡らずに目が乾き(ドライアイ)、かすみや痛み、しょぼしょぼするといった症状があらわれます。

 また、近くばかり見続けた際に目のピントを調節する筋肉が疲労してしまうことも疲れ目の原因です。
目に疲れを感じた際に目薬を常用している人も多いかと思いますが、蒸しタオルで間接的に目を温めることも効果があります。

 お湯がなければ、水で絞ったタオルをレンジでチンすれば簡単に蒸しタオルができあがります。
その蒸しタオルを目の上に5~10分間載せて目を休ませ、その間、目と目の周りの血行が改善し、水分を補給する効果もあるためドライアイの改善にも役立ちます。
数分でも目を閉じることは気分転換にもなりますので、是非お試しください。

 尚、腫れぼったいときや白目が充血しているときなどは冷たいタオルのほうが良いそうです。
また、部屋を加湿することや、パソコンの画面を視線の下の方に置くことで目への負担を軽くすることが出来るようです。

 現代人には、日頃酷使している目を労う(ねぎらう)こともたまには必要ですね。