2008 12/26 08:24
Category : 日記
十二支は、古代中国で天空を十二の方角に分け、それぞれに記号として動物の名前をあてたことが起源とされています。 有名なのは下記の民話です。
ある年の暮、神様は動物たちに言いました。「元旦に新年のあいさつに来なさい。
早いものから順に十二番まで一年間ずつその年の大将にしてあげよう。」
足の遅い牛は大晦日のまだ暗いうちから出発。それを見ていたネズミは牛の背中に飛び乗ります。そうとはしらない牛はゆっくりながらも御殿を目指し歩きました。
牛は神様の御殿の前に最も早く到着しましたが、門が開くと同時に牛の背中に乗っていたネズミがぴょんと飛び降りて門をくぐり、一番乗りで神様に挨拶をしました。
だから、ネズミ(子)が十二支の最初になったそうです。(^^)
ちなみに、鶏が犬と猿の間にいるのは、仲の悪い両者の仲裁をしていたから。
また、猫が入らなかったのは、ネズミが猫に「挨拶は二日の朝」と嘘を伝えたから。
一日遅れで着いた猫は、神様に「寝ぼけていないで、顔を洗ってきなさい」と言われ、それ以来、猫はしきりに顔を洗うようになり、騙したネズミを追いかけるようになったと言います。
ところで、現在は十二支を指して干支(えと)と言っている場合が多いのですが、本来は十干(じっかん)十二支(じゅうにし)で、「六十干支(ろくじっかんし)」あるいは単に「干支(かんし)」と呼びます。
「壬申の乱」や「戊辰戦争」なども、干支にちなんだ呼び名です。
十干は甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)・・などからなり、十干と十二支で60通りの組み合わせができます。
来年の干支は「己丑(つちのとうし、きちゅう)」ですが、前回の「己丑」は60年前ということになります。
江戸の頃までは「人生五十年」などと言われるほど、平均寿命は今と比べて大変短いものでした。
そこで六十干支を一回りすることを「還暦」といってお祝いします。この儀式には、もう一度生まれた時の干支を迎えて「生まれ変わって出直すつもりで、心機一転始める」という意味が込められています。
現在は60歳と言っても、まだまだ若く、退職後の人生を「セカンドライフ」として謳歌しようとの雰囲気があります。
還暦のお祝いに赤いチャンチャンコを贈ったりしたら叱られそうですが、還暦に赤いものを身につける風習は、赤は赤ん坊の赤であり、「今一度生まれ変わる」という意味が込められているそうです。(^^)
ある年の暮、神様は動物たちに言いました。「元旦に新年のあいさつに来なさい。
早いものから順に十二番まで一年間ずつその年の大将にしてあげよう。」
足の遅い牛は大晦日のまだ暗いうちから出発。それを見ていたネズミは牛の背中に飛び乗ります。そうとはしらない牛はゆっくりながらも御殿を目指し歩きました。
牛は神様の御殿の前に最も早く到着しましたが、門が開くと同時に牛の背中に乗っていたネズミがぴょんと飛び降りて門をくぐり、一番乗りで神様に挨拶をしました。
だから、ネズミ(子)が十二支の最初になったそうです。(^^)
ちなみに、鶏が犬と猿の間にいるのは、仲の悪い両者の仲裁をしていたから。
また、猫が入らなかったのは、ネズミが猫に「挨拶は二日の朝」と嘘を伝えたから。
一日遅れで着いた猫は、神様に「寝ぼけていないで、顔を洗ってきなさい」と言われ、それ以来、猫はしきりに顔を洗うようになり、騙したネズミを追いかけるようになったと言います。
ところで、現在は十二支を指して干支(えと)と言っている場合が多いのですが、本来は十干(じっかん)十二支(じゅうにし)で、「六十干支(ろくじっかんし)」あるいは単に「干支(かんし)」と呼びます。
「壬申の乱」や「戊辰戦争」なども、干支にちなんだ呼び名です。
十干は甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)・・などからなり、十干と十二支で60通りの組み合わせができます。
来年の干支は「己丑(つちのとうし、きちゅう)」ですが、前回の「己丑」は60年前ということになります。
江戸の頃までは「人生五十年」などと言われるほど、平均寿命は今と比べて大変短いものでした。
そこで六十干支を一回りすることを「還暦」といってお祝いします。この儀式には、もう一度生まれた時の干支を迎えて「生まれ変わって出直すつもりで、心機一転始める」という意味が込められています。
現在は60歳と言っても、まだまだ若く、退職後の人生を「セカンドライフ」として謳歌しようとの雰囲気があります。
還暦のお祝いに赤いチャンチャンコを贈ったりしたら叱られそうですが、還暦に赤いものを身につける風習は、赤は赤ん坊の赤であり、「今一度生まれ変わる」という意味が込められているそうです。(^^)