2008 08/22 08:20
Category : 日記
お盆が終わってご先祖様をお送りすると、次にやってくるのが『地蔵盆』。
『地蔵盆』は近年、8月23、24日の地蔵菩薩の縁日に行なわれますが、盛んなのは主に京都を中心とした関西地方で、子供たちが主役となって地蔵尊に供物を捧げたりします。
大阪や神戸では地車を出したり、町内からお菓子を頂く習慣があり、また、盆踊りを行なう地域もあるようです。
ご存知の通り、『お地蔵様』は実質的には民間信仰の中にある神様ですが、一応は仏教に所属する「地蔵菩薩」です。
「地蔵菩薩」はお釈迦が入滅してから未来仏の弥勒菩薩(みろくぼさつ)がこの世に現れるまで、人間界のみならず地獄・飢餓・修羅・畜生・天といった六道すべてにおもむき、人々を救済する存在です。
これが平安時代以降に阿弥陀信仰と結びつき、地蔵信仰は民間に広がりました。
村を守る道祖神と同じ役割を担うようにもなります。そして、地獄の鬼から子供を救うとして子供の守護神となり、現在まで続いています。
地蔵盆が終わると、子供たちは夏休みの宿題に追われ、木々から降り注ぐ蝉の声も少なくなります。
そして虫の音色とともに秋の気配がぐっと近づいて来ます。
『地蔵盆』は近年、8月23、24日の地蔵菩薩の縁日に行なわれますが、盛んなのは主に京都を中心とした関西地方で、子供たちが主役となって地蔵尊に供物を捧げたりします。
大阪や神戸では地車を出したり、町内からお菓子を頂く習慣があり、また、盆踊りを行なう地域もあるようです。
ご存知の通り、『お地蔵様』は実質的には民間信仰の中にある神様ですが、一応は仏教に所属する「地蔵菩薩」です。
「地蔵菩薩」はお釈迦が入滅してから未来仏の弥勒菩薩(みろくぼさつ)がこの世に現れるまで、人間界のみならず地獄・飢餓・修羅・畜生・天といった六道すべてにおもむき、人々を救済する存在です。
これが平安時代以降に阿弥陀信仰と結びつき、地蔵信仰は民間に広がりました。
村を守る道祖神と同じ役割を担うようにもなります。そして、地獄の鬼から子供を救うとして子供の守護神となり、現在まで続いています。
地蔵盆が終わると、子供たちは夏休みの宿題に追われ、木々から降り注ぐ蝉の声も少なくなります。
そして虫の音色とともに秋の気配がぐっと近づいて来ます。