花粉症
このところ街中ではマスク姿の人を頻繁に見かけますが、慌てて薬局や耳鼻科に駆け込む方もたくさんいます。
薬局などの店頭には目薬や鼻炎治療薬、マスクなど花粉症対策商品を並べた特設コーナーが設けられ、早くも商戦はピークを迎えてるようです。

 地域によって飛散する花粉や時期が異なりますが、関東地方では、2月から4月はスギ花粉、4月から5月はヒノキ花粉、6月から8月はイネ科花粉、8月から10月はブタクサ花粉が主として飛散してるそうです。

 日本の人口の5人に1人が花粉症と言われていますが、人口が1億2000万人として約2400万人が花粉症ということになります。
国民の経済的負担も極めて大きい訳ですが、仮に、花粉症の方の半数が医者に通い、花粉症の時期の2ヶ月間に3600円を病院に払うとします。
3割負担として、8400円が健康保険からの出費で賄われることになります。

 単純な試算ですが、

 2400万人÷2×8400円=1008億円

 すなわち、1年のうち、僅か2~3ヶ月で1000億円を超える金額が健康保険から支払われることになりますね。