「小松菜(こまつな)」
 霜が降りる今頃、甘味が増して最も美味しくなる「小松菜(こまつな)」。
一見、ホウレン草に似ていますが、カルシウムはホウレン草の5倍、カロチンやビタミンC、鉄分等も豊富で非常に栄養価が高いそうです。

 最近、都市近郊での栽培が盛んで、主産地は東京、神奈川、埼玉など関東地方での生産量が約8割を占めてるそうで、消費量も最も関東が多いようです。

 栽培されたのは江戸時代からと言われてますが、徳川8代将軍の吉宗が、小松川(東京)の近くでこの野菜を使った汁を食べたことが名前の由来と言われています。(5代将軍綱吉との説もありますが。)

 愛知県或いは東海地方には、この小松菜に似た『もち菜(もちな)』というのがありました。
その「もち菜」と餅だけが入った極めてシンプルなお雑煮、最後に花カツオを上からたっぶりとかけて食しますが、これがまた美味しいです。
関東地方では手に入らないのが残念ですね。

編集 komakusa : カルシウムがほうれん草の5倍!:勉強に^^ありがとう!