「節分・恵方巻」
 「1月は行く、2月は逃げる」と言いますが、本当に早いもので、1月も今日が最終日ですね。
そして、もうすぐ季節の分かれ目となる「節分」(2月3日)を迎えます。

 「節分」とは元来、「季節を分ける」ことから「節分」と言うそうですが、現在では節分といえば立春の前日だけを指すようになっています。
しかし、季節の始まりを示す「立春」、「立夏」、「立秋」、そして「立冬」の前日はいずれも節分です。

 ところで、節分の夜にその年の恵方(吉神がいる方位)を向いて「恵方巻」を無言で丸かぶりすると幸せが訪れると言います。
今年の恵方は丙(ひのえ)の方位で、「南と南南東の間」ですが、巻寿司は「福を巻き込む」とされ、「縁を切らない」ために包丁を入れず、まるごと食べるのが良いとされています。

 例年この時期、セブン-イレブンやローソンなどのコンビニでは、100~300万本程度の「恵方巻」の売り上げがあるそうです。