「無花果(イチジク)」
漢字で『無花果』と書いて『イチジク』、果実の内側に花があり、外側からは
見えないことから漢字では『無花果』と書くそうです。(外見の実じゃない)
そのイチジクが今出荷の最盛期を迎えてるようです。
旧約聖書にも登場するなど歴史の古い果物で、世界中で栽培されています。
アラビア地方が原産で、わが国には江戸時代に入ってきており、薬の木と云われ今に伝わる歴史ある果物です。
葉はもみじを大きくしたような形で直径30cm位、実は80g位で赤みをおびています。

 国内では愛知、和歌山、福岡など温暖な土地で盛んですが、1日に1果熟すことから「一熟」と呼ばれた・・・等々、名前の由来には諸説があるようです。

 聖書にもたびたび登場するイチジクは世界最古の栽培果樹といわれ、エデンの園でアダムとイブが食べた禁断の果実はイチジクという説があります。一般的にはリンゴと思われていますが、当時の中東ではリンゴが採れなかったことや、アダムとイブが恥ずかしくて前を隠していた幅の広い葉っぱがイチジクの葉として描かれているからだそうです。