2004年05月の記事


 
土日引きこもり生活も 3週目になると板についてきて、予定通り立てた計画を単々と飛ばしていく。

Catch the Moon がどうも合わないので、畠山美由紀へ。そう。和む。こわばった心に。Diving into Your Mind というタイトルとはうらはらに、浮かぶのは広がる青空と海の下。

江戸の見世物、そう、この熱気! こそ探し求めているもの。籠細工と歌舞伎、講談、浮世絵、信仰、などとの関わりが、江戸から前後に敷衍してゆく。これまでの知識、再動員。

ハンドロールピアノ届く。水枕みたいなゴムでくるくる、キャリングケースまで付いてる。いくつか弾いてみる。…楽しい。これなら箱から出すのが大変でそのままの光るキーボードよりは続きそうだ。

相変わらずへんな夢で 4時半に目覚めたりしつつ。今朝は、歌舞伎と見世物と神楽と箱抜けと薪能と草木と山がいろいろ混じってた。夢判断の本なんて全く必要のない、ストレートさ。

追いかけられてたりするのがしんどいのだよ。

先日はとある物件で、まだ引き継いでないのにダイレクトに私に TEL が入って、修正があるのですぐ来てくれ、わかりましたほんとは何にもわかってないけど、とばたばた出かける夢。何のひねりもない。

とりあえず 6時 AM まで目が覚めない方法はないものか。だるいよ。そうでなくても体調だるいのに。

畠山美由紀のリピートの中で書き物。暑いなぁ。蛍の調子はいかがなものか。とか漠然と。ヘンな文章がちんたら延びていく。判断は先方さんに任すことにして、とろとろ。

日曜美術館、ぱっとしない。…自分か。

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Catch The Moon LISA LOEB ELIZABETH MITCHELL
絵本一体型 CD 。え、Dongri!
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AM の打合せで、お尻のむずむずする我慢できなさ、で昼食に 30分以上かかってしまうふらふらさ、でおとなしく。
目標は週末までに復活。
よくわからぬ明け方の疲れる夢と、早すぎる目覚めと、寝汗と、熱はないのに筋肉のだるさと、頭ん中くらくらと、胃とけとけ、さえなければ正常。

L マガ、特集よい。健康でなければどこも行けないけど。

http://www.recosell.com/cd/00/00/47/00004703_1.html
なんなのか、というと recosell からメールがきてて、(登録抹消直前か? と慌てる、ところがメルマガものすごく間隔開くことしょっちゅうの性)よく読んだら感想メールが届いてた。そんな仕組みだったとはつゆ知らず。
で、上のレコメンド文の最後の一文を褒めて下さってる、のだがその返信はできないようにしっかり送信者保護をされているところはさすが recosell である。
…こんなぐだぐたな状態の平熱より 37.0度の微熱のほうがまだましとは。

ありがとうございます。

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Bari Ojos de Brujo
異国のパーカッションが心少しほぐす。
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別サイトアップ:ゾエトロープ [blanc](フランシス・フォード・コッポラ)、やまと心の美−めぐり逢う王朝文学と美術(細見美術館)、白隠 禅と書画(京都文化博物館)
体調を反映して何書いてるんやらわからん。↑ いつ行ったんやらわからんのあるし。
でもゾエトロープは、今回なかなか粒揃いの作品集になってると思う。

たぶん、本人らが一度戻るのではなく、首相自ら行くことが、一国の首相自らが行くことが十二分にその代わりになるだろう、という形なんだと思う。

http://www2.neweb.ne.jp/wc/silver-owl/monologue/mft-cd/00cd.html
この人ちょっとすごすぎ。知らない曲も多々あるけど、きっといい曲に違いない。

行きたかった美術展やイベントなど、行けずにどんどん終わっていく。
今気になってるのは、41世紀の発掘物の展示と、水戸芸術館と、銀のしずく降る降るである。

夏のまえぶれ。雨の後の日差しの眩しさと風。
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一時間以上しゃべった本人よりも、隣に座ってただけの私のほうがへたってる。
今日は再びいくつかの予定を飛ばし静養。北朝鮮のとかぼう、と。CD、あれこれ 冷たい花 やら。ゾエトロープ、またこういうときに限って一種 spiritual な短編だし。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/1162670/249-0294735-2292342
いちばん影響の出るところだから。明快さ、気に入った。
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ちょっと考えてたことがあって。
例えば公団住宅、あの標準設計、設計基準を決めたときは、あれはとても斬新で画期的なことだったと思う。
以降、キッチンだとかDKの発想とかに至るまで、民間の集合住宅の設計にも大きな影響を与えたことは間違いなくて。

ただ、時代が変わって、ここ5年くらいは明らかに、画一的ではない、主張するデザインの集合住宅が出てきてて。

これは、単に時代の流れが、ってことだけではなくて、そうしないとselectしてもらえないということだけでもなくて。

やっぱりその、基準を決める、原単位を決める、というのはとても偉大なことであるけれど、−−第一かしこくなければ設定できない−−、でも偉大であるがゆえにその瞬間に形骸化を迎える、あとの人たちがその輝かしさをアプリオリに自明のものとして平板に受け取ってしまう、のではないか。

標準、基準、規格、そういったものの原点と当初の熱風は、ときどきいつも立ち返るべきもの、という気がした。

例えばいろんな大学、もとは単科であったように。
例えばいろんな会社、もとは数人で始めたものであったように。

いや、ほんとは何を思い浮かべているかというと、万博だったりするのだけれど。
あるいは童謡だったり三味線だったり。

ふう。息切れ。
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えんえん、45度くらいの坂道をのぼった。バスで駅へ向かおうと、バス停で待った。来たのは 10人くらいしか乗れないバスで、満席で、なにより駅へ行かない。歩くことに。つかれる。
朝起きて、くらくらダウン。

↑きのうだか、いつだったか。

先週の金曜くらいには、ひさしぶりに幽霊をみた。というか感じた。以前ほど重たくも大きくもなくて、でも通り路が今の寝床上に変わってて、んー続くとまいったなぁ、といったところ。それから出てない。起きてる時間には。

昨日一日寝てたら、今日は相当楽。一時間に三言くらいしかしゃべれなかったのが、十言くらいはいける。もうひとねむりか。

家に余ってる腕時計をみたら、3つとも止まってる。1つはチタンで軽いの、あとの 2つはデザイナーの限定 100個かなんかので、シリアルナンバーが振ってて、猫が佇んだり人がシャガールみたいに逆さ吊りになってる緑のと、木に青空の水彩画みたいなの、で今の趣味とちっとも遠くない。
…進歩してない。。
とも。
いずれにしろ動いてないので役立たず、当面、私が嫌いな携帯が時計がわり人となってしまう。

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江戸の見世物 川添 裕
別冊太陽で似たようなのがあった。最近の興味、江戸はいかにして明治、大正、昭和になったか、にはまってるので。


なんか妄想日記みたいになってきた、、
たぶんもう少しで頭、正常にもどる。とおもう。
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くらくらくら。ダウン。もうこれ以上自分で自分を騙せず。
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くらくら。腕時計、どっかいく。

鑑定団をみてて、中村貞似が!
…女性だとばっかり思ってた。
でも、一目見て真っすぐ届く。うん。
北野恒富のお弟子さんだったのかー。

行間でしかできてない文章を書きたい。

今度は頭痛も。
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さらにダウン。寝汗。くらくらで起きれず。葬式に行けない。しかたないので家で数珠を持って祈る。水分をとる。起きてられず寝る。CD を確認のため聴く。やっとわかった。インデックスの関係で音が飛んでる。やっと少し回復。腹が減ってきたので食べる。
とてもひそやかな一日。

mum が、買えない。輸入盤独占取次ぎの仕業に違いない。安めだったから amazon で買おうとしたのに、24時間以内発送が 3週間になり、ついに入手不可で勝手にキャンセル。ときどき amazon ってこういうことあるからなぁ。
だいたいなんで輸入盤の方が高いのか。
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別サイトアップ:ことのしらべ 琵琶法師から当道座へ(吹田市立博物館)、マルモッタン美術館展(京都市美術館)、photo
昨日の昼に風邪薬を飲んだら、くらんくらんになって、否定の首振りをしただけでもっとくらんくらんになった。よって今日は休憩な日。

りんこ日記
http://www.littlemore.co.jp/rinko/rinkodiary.html
のりんご日記がりんこ日記になってる。残念。あっちでもこっちでも豆御飯。しかし、ほんっとにためいきがでるほど写真うまい。
…実は、AILA、あんまり気に入ってない。手の甲に水を一滴落としたときの、なじむ感覚が、なくて別世界のように、みえてしまうのはどうしてか。

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桃太郎の運命(NHK ブックス)
明治初以来、桃太郎の話がどのように扱われてきたか、時代の鏡としての桃太郎、ということで尊氏みたいなもんだと思う。想像以上に桃太郎伝説の成立についてはばっさりカットされてたので、別に調べる。
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ひっちゃかめっちゃか。

もーなんだかさぁ、もたんよ。
一難去らずにまた一難。終わりが見えなくなってきた。人によって言うこと違う、違い過ぎるし。そんな話、聞いてないし。携帯、佳境にて切れるし。電波届かないし。
またよくわからぬ人 挟まることになったし。ずいぶん前の、想定範囲内とはいえ。今月中のスケジュール、いきなり流動化するの巻とか。土日まで。日々なぞ。
おまけにおとつい、ヘンタイって言われた。冗談とはいえ。ほぼ初対面と全く初対面の人相手にそんな紹介のしかた、ありなのか。ありだった。

輸入 CD が買えなくなるかも、って話、知っといたほうがいいと思う。やっと未聴 CD、いっぱい聴ける。(←せいいっぱいの皮肉のつもり)

マグナムドライの CM が、目にとまってしまう。のは伊集院静のせい。
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拉致事件だとか何だとか、いずれ今よりずっと頻度が上がっていく。
で、そうなってはじめて、日本は世界にも稀な安全な良い国だったんだ、とわかる。
でも、そのころにはもう遅い。後のまつり。
だって、米国だって、60年代には庭にハンモックをかけて寝たってどうもなかったのに、とおばさんの回想シーンが出てくる小説、ゾエトロープで読んだし。

ひょんなことから、鷺沢萠のファンサイトの BBS に書き込みしてたことを知る。ちょうど 2年半前。完璧に忘れてた。読んだら思い出した。失恋 を読んだころ。

マルモッタンを観て、COLORS を観て、やまと心の美を観て、白隠を観た。亡霊のような意識。今確かめたけど足は付いてた。
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別サイトアップ:広告 2004年 5月号
Emme の yoy asa(よいあさ)が聴きたい気分に。呼吸みたい。最近、声明 が しょうみょう としか読めなくなってきていて慌て気味。

あなたの人生の物語(テッド・チャン)、引き続き 理解、読了。
metaphysical な思考の行く末。'理解' の哀しさ。

白石加代子の百物語の案内 DM がくる。今夏。しかし第二十二夜は雨月物語だなんて、…買ったのに聴けない。

吹田市博、行ったけど遠かった。。徒歩 25分、ということを後で知った。地図では 1.5km くらいにみえてたのに。それをさらにとても遠回りして。しかも山だし。森だし。回り込んでやっとみつかる。観客、計 3人(自分含む)しか会わず。けれど、受付でお金を払おうとしたら、チケットは自動販売機。万博を彷彿。しかも、500円玉(新、というにはもうだいぶ経ってると思うけど…)、使えないことに 2回入れてから気づく。受付のおばさんはすぐに気づいて、100円玉 5枚に替えてくれ、それを再び自動販売機に入れたら、チケットがすとんと落ちてくる。実はおばさん動チケット販売機だったのかも。

黒川紀章というと東京系のイメージがあったが、名古屋生まれで京大経由だったとは。
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別サイトアップ:さんせう太夫考(岩崎武夫著)、高野 熊野 聖地(和歌山県立近代美術館)、正木美術館 国宝、重要文化財展、
やっと あなたの人生の物語(テッド・チャン)を手にとる。バビロンの塔読了。粗削りとはいえ壮大。旧約聖書より明るい。

日記を経由せずダイレクトに別サイトの文章になってる。
いろいろ整理、しても追いつかない。

戦争の記憶を遺す、という作業は、終戦記念日を覚えておればよい、という話ではなくて、例えば、学校の教師が戦後全然違うことを言い出して、以来信用しなくなった、というエピソードに対して、じゃあでも教師の側の告白を何故きくことがないのか、と問い続けることではないか、と思う。
赤い月、を観ていて、いつまでたっても太平洋戦争ってピンとこなかったけれどこれは皮膚感覚としてリアルにわかるところ、ある。
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憲法改正論議について
いつも違和感を感じていて、というのは。
例えば第 9条について、
戦争は放棄するのかしないのか(これは「放棄する」ですぐにも意見が一致しそうだが)、自衛権(3つくらいあるが)はどう考えるのか、自衛隊はどう位置づけるのか、国連とその活動に対してどういうスタンスをとるのか、国際協力は国連中心でいくのか一国でいくのか数か国でやっていくのか、日米安保はどうするのか、
を全て日本国民の総意としてまとめることができれば、そこから先は純粋にテクニカルな問題であって、憲法に謳うか、法令でいくか、明文化せず国の指針とするか、という話である。

つまり、“日本国民の総意”をまとめるどころかほとんどろくに考えてないのに、「憲法を改正しますか?」という議論は馬鹿じゃないか、ということ。

ヴイジョンがないのに、ヴイジョンを理念として明文化する憲法をどうするか、なんてちゃんちゃらおかしい。

と思うんだけど私の発想がおかしいのか。

私より歳とってて頭の良い人はいろいろ考えとくれ、とまぁええかげんな締め。


本当は、「戦争放棄」という発想は、日常的に戦争してたり好戦的な国(一般化して“ほとんど全ての外国”と扇動的に表現してもいいけどやめて)からみれば、逆のイデオロギー教育を長年行ってきた結果染み付いた(逆の)“洗脳”である、ってことは、私のてきとーな妄想であればいいのに、と思う。

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妄想フルクサス(キッチンドリンカーズ)
とうとう買ってしまったであるよ。大笑い。聴きながら書いたメモ↓
呼吸困難になる怪作。CD聴かずに封印するところ
木工用ボンドガール
アチョーに大爆笑
高度な発想に裏打ちされた、めっちゃアホ
わけのわからぬ CD も(特に近ごろ)あれこれ入手してきたけど、これは過去最高! に素晴らしい。しかもほんとは CD は販売促進品、つまりおまけ。
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意識、霞んでる。如何に普段、脳味噌使ってないか…あぁもう。家にいると体調、悪化するし。寝てると悪化。4月中のを一生懸命。ひと区切り。しかし。はぁ…。なんじゃこりゃ、な出来。

Lマガに先日の対談でお話しされてた学芸員のかたが記事を書いておられて。刺激的にして明快。最近のLマガ美術欄は何言ってるのかわからん人の記事が多くなってやれやれ、だったのだけれど。

いつも思うんだけど、だから何度も書いてる気がするけど、…美術界ってどうしてこんなに文、書けない人、多いのか。

でも考えてみたら、ライターでも私が認めてるのは生井英考だけだった。。
しかし最近難しすぎる。この前雑誌で読んでみたけど、用語の正確さは相変わらずずば抜けてたけど、論旨が、寝ぼけた頭ではほんとにわからなかった。

GW のスケジュールたてる。既に実行できてない。

http://www.kbic.ne.jp/~viewboo/mai2-69/
私がタイトルつけたわけじゃない。もちろん。
…申し込んでしまった。。

私のかきかたは、影絵のようにバックライトを当てて浮かび上がらせて、ってことに気づく。だから周辺環境の話が(しばしばそれだけが)続く。
正面切ってスポットを当てる、ってことは、未見の、未聴の人たちへの冒涜のような気がしてたことに初めて気づく。
スタンスに迷ったら、じっと、静かに、流れを、人の意識を、状況の変化を、眺める。必要な情報を集める。すると、自ずから、語りはじめてくれるってこと、実生活と同じ。
なのに無理やりに背伸びしたせいで、いっぱいいっぱい。

風と、青空のその青さを感じられるようになってきたからいいんだ。

このところ思うのは、ほんとに優れた資質をもつ人が、あまりに困難な状況に引きずられて、その正当な力が発揮できてない場面を以前よりはるかにみかけること。
打つ手はないのか?
私にできることはないのか?

だから、いつも、言ってるように、100万回祈ればそんなことは未来永劫なくなるっていうのなら、100万回だって祈るよ。
でも、違うから。
モーセじゃないし。
海を分けるどころか砂浜さえ守れないし。
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