2005年01月の記事


私が "義経" を見るのは、白石加代子がナレーションと、謎の狂言回し的存在として出演もしているからで、"富豪刑事" を見るのはもちろん原作が筒井康隆なのと、康隆御大が毎週レギュラー出演までしている! から。
でもこんな理由で見てる人ってとっても少ない、とは私も予想がつく。

今回の "義経" は、白石加代子、気合い入ってて引き込まれて、でも控えめにさりげなく、浮いてなかった。ふつうに演技するとうますぎて他の役者がヘたくそに見えるんだけど、TV、ちょっと落ち着いて慣れてきたか。

しかし "富豪刑事"、あの脚本の酷さは目に余る。筒井康隆、吼えて降板するんじゃないか。
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絵に描いたように、引きこもり気味。おかげで風邪は少しましに。

秋でもないのにふと人恋しくて、とうに消去されたサイトを Internet Archive で再現して読んでみたり。
その、懐かしさと微妙な後ろめたさは、今の自己を過去の鏡に映す試みでもある。
寂しくも、やがて嫌気が射す。

白クマの CM の、寂しさと温かさについて感じてみたり。

yuki の JOY は、単に SUPERCAR の HIGHVISION を彷彿とさせるだけでなく、このところ電車の中で読んでるボリス・ヴィアンの "日々の泡" とダイレクトにオーバーラップする。
あの振り付け、本人もちょっと照れながら、な気もするがかわいい。
くぐり抜けた余裕と自信? と、肩の力の抜け具合が気持ちよい。
あんだけ詞が描けたら、いうことないよ。

"雑音考" を読み終えて(…別サイト、まだだなぁ、、"三絃の誘惑" を優れた論考とすればこれは後日譚としての随想的味わい、と一言だけ)、もう chain-樋口覚er なので即、"日本人の帽子" を注文して読んでる。装丁がマグリットみたいでお洒落すぎる(でやや高い)けど、いやぁファッション美でのヘッドドレスの展示を一目、観てから書いて欲しかった(でもそれは無理、この本をおそらく学芸員が読んであの展示を企画したに違いないから)とはいえ読ませる。あのいろんな帽子を思い浮かべながら、ゆっくり味わって読みすすめてる。

新着。
日本人の帽子 樋口 覚
というわけで。
精神病院の起源 小俣 和一郎
幼女誘拐、なんてこともきっとますます増えていく世に、精神病とか境界の症状のとらえかたは間違いなく時代の波を映しているはずで、ではその装置としての精神病院は、という興味で。
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別サイトアップ:「リア王」-影法師-(2005.1.10、大槻能楽堂)、想画考(ヴォイス・ギャラリー)
別サイトアップ:「リア王」-影法師-(2005.1.10、大槻能楽堂)、想画考(ヴォイス・ギャラリー)
なかなか不可思議な感触。

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Style Council (Cafe Bleu)
懐かしい曲、ちらほら。しかしこの、クオリティの高さに吃驚。今でもちゃんと、聴ける。
Bophana (Bophana)
未聴。
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別サイトアップ:しのだづま考・山椒大夫考―説経節ひとり芝居(ふじたあさや著)
http://www.nikkei.co.jp/kansai/culture/24241.html
↑2007年かー。旧萬野美のコレクションに再会できるのもだいぶ先。
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別サイトアップ:ジャン・ヌーベル展(サントリーミュージアム天保山)
↑、昨年の 2月に観た展示である……。
でもこれで、pending にしてた分は(CD を除けば)up できた、ことに。
…ほんとはまだ若干あるけど、ギブ・アップ。

・私の頭の中は日本語でできていない。
・文学を読んだときに感じたことを文字で表現するように、…とすると展覧会を観て思ったことは、…絵で表現?
・音楽を聴いて感じたことは、音を創らなくても、文字にしやすいのに?

以下略、言い訳にみえそうなので。

ここ一ケ月くらいとてもロー・テンションで。
んん。

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The Biggest Bear Lynd Ward
絵だけと思ってたのに。
香水 パトリック ジュースキント
よいらしいので。
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別サイトアップ:上村松篁展(美術館「えき」KYOTO)、天王山への道、INDEXLESS(大山崎山荘)他
別サイトアップ:上村松篁展(美術館「えき」KYOTO)、天王山への道、INDEXLESS(アサヒビール大山崎山荘美術館)、エンダーのゲーム(オースン・スコット・カード著)、実物で見る服飾図鑑・頂の装い展(神戸ファッション美術館)、ぽえ茶会 対談:百々徹×上田假奈代(2004.2.13、cocoroom)、犬によくある名前(クリスタ長堀)、Poets On The Road '04 (2004.8.7、cocoroom)、FRIED PRIDE(2004.11.17、なんばHatch)、LIFE TONE: songs from her room selected by Miyuki Hatakeyama、旅行者の朝食(米原万里著)、WHEN THE PAWN (FIONA APPLE)、JEUGIA 梅田店 ~ Jahresgaben ヤ-レス・ガ-ベン展(ノマルエディション) ~ サンギータ(Stera)(2004.12.25)
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