2002年04月の記事


 
ここ2日ほど考えていること。

小さい頃は、アスファルトの道路といっても、端の方は土が見えていたりして、雑草もいろいろ生えていた。
だから、舗装が良くなって(「良く」と仮に言っておこう)、ピシッと縁までアスファルトで覆われ、雑草をみない道が増えても、原体験としてはその情景を持ち続けていると思う。
でも、今の子供は、「今」が10年後、20年後の自分の原体験となるのであって、集合住宅群の中に暮らす子供たちはその集合住宅群とその中に造られた公園が原体験のベースとなるのだろう。
とすれば、その親子は、同じ場所に住みながら別の風景を心の中に構成しているのではないか。

たんぽぽの綿帽子をフゥーッと吹いて飛ばす……なんてこと、空想でしか語れない人間が出てくるのかも。

久保惣記念美術館からの道すがら、サントリーミュージアムでみたエッシャーの3つの世界、そしてこの作品を読んで、考えていることの1つ。

、、リンクが働かん。誕生日が早まったのか?
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ヘンニアレタブンショウ。ガッショウ。
何でも良いが、和ものを英語で書くってむちゃくちゃ疲れる。ひちりきとか、笏拍子とか。英ものを仏語や西語で書くのは楽なのによぉ。もういっそのこと、全部アルファベット系言語で最初から書こうか? でも内容が和ものなら同じことか、、やれやれ。欧米人は楽でいいのぉ。でも諦めない!
今日は何をしていたのか? ヘロヘロだ。エエカゲンにシュリを見てしまった。なるほど。こういう映画だったのか。そういえば新日曜美術館を、もっとエエカゲンに、しかも朝晩2回も見てしまった。そしてXファイルだ。参った。F1まで見たくなってきた。だめ。あしたは出かけてやる。くそ。
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なんだかチビッ子とリクルートスーツ姿の目立つ1日。
平日でないと行ってられない場所! ということでサントリーミュージアム、の前に、期待せずに入ったサウンドファーストで畠山美由紀の Diving into your mind (シングルの方) を立て掛けた状態で見つける! しかもアルバムはおろか「遠い灯、遠い場所」まで!! ただし一番端、一枚も減ってる形跡なし!!! というといろいろ言いたいことは出てくるが中略。
で、右手に海遊館とチビッ子集団(要は遠足)を見上げつつ、新緑色の街路樹の下を歩く。BGMは(電車の中より) Forever to me.

帰り、切符売り場でふと横を見ると能の演者の表紙。電車に乗ってぱらぱらめくると、今日天神さんで薪能が! 寄進だとか何とか書いてあるが、タダっぽいので行ってみることに。(←御神楽の影響、続く)
しかし、まず遅い昼食。時間に余裕があるので Virgin Mega Store へ。お、畠山美由紀、ちゃんと置いてるやん。しか〜し、Port of Notes は一枚もなし。ということで中略。
あ、Bryan Ferry,ちゃんとあるやん。試聴も出来るし。……へ? 1750円?! ……1750円!? …1750円! ……私、700円くらい損してる、、、(激しい脱力感)
教訓。virginレーベルはvirginで。もう3回目くらいだよお。しかし過去最大の差額だ……。

こうして能を観る気力も失い、家へ、、
Virgin Mega Store なんてのぞかなきゃよかった、、
でもあの日の前後に Virgin 方面に行く予定はなかったからなぁ、、しかし……。
腹立ちまぎれに non-stop Forever to me.
しかし、どこもかしこも菅原道真1100年忌がらみであることよ。陰陽師はまだプロローグ。
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訂正
岡本綺堂でなく岡本一平の誤り。失礼いたしました。
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幻想の日
岡本太郎の父が岡本綺堂というのにも驚いたのだが。
しかし、鏑木清方とその周辺を追いかけていくと、幻想文学系と浮世絵と日本画と、その他諸々の交差点の散策になる。

どうして、the brilliant green の Forever to me をこれだけリピートしつづけられるのか、どうして微妙にうるうるしているのか、清方やコッポラやブライアン・フェリーやラテンアメリカ文学や、その他平常心ではいられない my favorites は、私の頭の中で、心の内で、どう繋がっているのか、とても、謎であって、とけない。
先日から気になっている本があって、それは、脳神経学で解く美術の世界、といった内容なのだが、やっと実物を見つけてざっと読んでみると、フェルメールをしょっぱなにとり挙げていて、なんと無謀な! と思ってしまった。そして最後が確かモネだったりする。本人は美術愛好家でもあると書いていたが、正当言って本質を外している。結局ラマチャンドランを再認識することに。
しかし、エッシャーを観ても脳の認知のありようを推定しようとしたりしている自分を発見して、ラマチャンドランの「脳の中の幽霊」的思考がそろそろ血となり肉となり、の段階まで(?)。

朽ち果てていく残骸たちが、雷に打たれ、一瞬にして繋がるその日、奏でる音楽は、目に映る情景は、清濁を超えて。
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the brilliant green / ア・カペラ / 岡野玲子,アグネス・チャン,Sudden Fiction 2
CDTVで the brilliant green が新曲を披露していた。
「自然に暗い曲」と言っていたが、確かにその通りだ。
ドラマは一度だけ、それもえー加減に見ていたけど、エンディングで流れてくるとすぐにわかる。
やっぱりあのギターとベースがあってはじめて the brilliant green なんだなぁー、と。
昔、ミック・ジャガーが She's the Boss を出したときに(いやいや、元シックのナイル・ロジャースにマテリアルのビル・ラズウェルは無茶苦茶カッコ良いのだがそれでも)、「何か欠けているものがある」「キースが」「あのチューニングしたことあるのか不明なえー加減な弾き方のギターが」なんて言われたものだったが、それに近い欠落感が満たされてゆく気がした。
しかし歌詞が一発目から河瀬智子フレーズであったり。

何だったっけ。もう一つ書こうと思ったのだけれど。
そうそ、その前にエライことに気づいてしまった。アカペラ・ツアーを買ったのだが、なぜかア・カペラがある。いつ買ったのだ。この位置にあるということは、割と最近のハズなのだが、そラいえば聴いた記憶が、、しかし一体どこで買ったのだろう。
少々危険な、、

で、平行して行っている女流作家集中講座といろいろな作家を読もう! キャンペーンが終盤を迎えつつあるのだが、岡野玲子もアグネス・チャンも、参ってしまう。う〜ん。ひえ。ただ、Sudden Fiction 2 が、今のところどーも ? なのだが続きに期待。

カンディンスキーって、そんなにゴテゴテ説明しないといけない画家なのか? (って KissFM を聴きこれを書きつつ言う言葉じゃないかもしれない、、)
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ブライアン・フェリー新譜入手!!
わ〜い! New Album だ!! 何故か Dylan で始まる! Dylanic Bryan Ferry!! 楽器の数は減って(もう自作20chミキサーは使わないのか?)、simpleなゴキゲンサウンド!! うわ〜、Hiroshima~ の声に鳥肌!! とりあえず2巡目の10曲目だ! やっぱり Bob Clearmountain Magic か?! Bob Clearmountain というと、何故か Bruce Springsteen! ふっきれた明るさ!! 内省的 Boys and Girls が2枚ぐらい脱いだ明るさか?! やはり Tour Magic?! でもトロトロサウンドがちらちら顔を見せたりして、いい!! Goooooooooooooood!! Great! これでguitarがクィ〜ンクィ〜ン言ったりしたら、絶対泣く!! 泣かなくて良かった?!

これで後は、tourで日本に来てくれることを祈るのみ! 来てくれなきゃ誘拐してでも連れてきてやる???! って向こうで素直に聴きゃいいのか〜!!
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でもね、泣きそうなんです。聴けば聴くほど繊細で、Dylanの Don't Think Twice,It's Alright なんて、Bryan Ferry が海を背景に、遠くをみつめるその表情は、その音は、とても、泣きそう。
Nobody Loves Me は、Ja Nun Hons Pris は、どんな楽器も、どんなメロディも、どんな声も、みんな Bryan Ferry.
待っていたよ。待ち過ぎて、待っていたことさえ、待つためにあけていた room があることさえ、忘れかけていた。
満たされてゆく、嬉しさ。
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御神楽からの連想法?
今日は京都で御神楽を観た。ひちりきはいいなぁ。しかし、和琴の野趣あふれるベンベンぶりには驚いた。あんな弾き方でいいのか? ともかく幽玄な気分。少し祇園の小路を歩くと、八重桜が一本、持ち重りしそうに咲いていて、ほっと一息。このままどこかの寺の夜間拝観! とも一瞬思ったが、昼食抜きはそろそろ限界。腹が減ったということと頭が痛いということ以外ほとんど何も考えられないくらいヘロヘロになってきて、まっすぐ帰る。思うところあって、とうとう陰陽師(もちろん岡野玲子の方)を注文。ダメ。原画展でストップ出来ず。このままでは、清方から天の岩戸まで、御神楽から歌舞伎・能・狂言・謡曲云々まで、行ってしまって網羅的理解、とかいうものへの誘惑に堪えられなくなりそうな気が。駄目だよお。しかし一緒に注文したのがコーリング。by 岡野玲子。ここまでは良い。が、+砂原良徳。だってACOだし。電気な幽玄。←本当か? そして+Toddさん。ア・カペラ。御老体な方が聞いたら心臓が危険。って、全部知ってる御老人がこの世にいるのか? そしてテレビでクリスト(あの何でも包む人。傘とか。)をみて、TAXi2。なんじゃこれは。私なら裸のガンだ。いやむしろMr.Booか。カム・バ〜ック、ジョン・ウ〜〜。でもきいてくれず。あたりまえ。
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平木浮世絵美術館?
そうか、平木浮世絵美術館←リッカー美術館だったのか! 納得。しかし、知るのが遅過ぎる、、
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川内倫子
たまたまなのか必然なのか、目を引く写真が川内倫子ぱかり。書店で何気なく手に取った本の表紙が川内倫子だったり。
シンディ・シャーマンは好きだけど、今や誰でも写真を撮る時代、逆に「これは」と思う写真に会うことなど皆無になって久しい。

不覚だった。これほどの写真家、すぐ気づく程度にはアンテナをめぐらそう、と引き締める今日。
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アメリカ文学
基本的に楽観的脳天気
そこによぎる影
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本屋にて。
amazon.co.jpのショッピングカートがあふれかえっている。
今日は、梨木香歩のエッセイとアグネス・チャンの初めての小説を本屋で見かけて、先ほどカートに放り込んだ。リアルな本屋がただのショールームと化し、ヴァーチャルな本屋で買い物。

何とか早目のGWを取って、何故か無料の梨木香歩の講演会へ行こうと画策しているが、如何に。
そして、かつて「日本にいては情報が何も入らない」と言い放ったアグネス・チャンの描くパーフェクト・カップルは、北京で始まる。
きっと、彼女は正しい。
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