2003年12月の記事


別サイトアップ:若冲と琳派(なんば高島屋)(メルマガも)、料理人(ハリー・クレッシング著)(メルマガも)、ヨーロッパ・ジ
珍しくほぼ即日仕上げ、メルマガは抄録。と大昔の。

先日のショーロ・クラブとアン・サリーのライブ、チケットの整理番号が八八番で、末広がりでめでたい。88 番とすれば無限な無限が寝転がってる。来年も良き一年になりそうだ。

新着。
New Moon Daughter CASSANDRA WILSON
Blue Light Til Dawn Cassandra Wilson
Lionheart Kate Bush
ほとんど 1000円だったので。Cassandra Wilson って、きれいな人だなー、と今さら。Kate Bush はやっぱり演劇少女で怖いし。
Fado Em Mim [LIMITED EDITION] Mariza
ファドの勉強。
Laughter Through Tears Oi Va Voi
タイトル。
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行きたい美術展更新
年明け開催分アップ。大型美術展はあえて外すことが多いのだけれど、今回は広めに入れたので、個人的興味のあるものだけいくつかピックアップすると。
ウッドワン
それなりのレベルのコレクションらしいので。
若冲と琳派
若冲、苦手っぽいけど一度はちゃんと観とかないと。
具体回顧展
芦屋の一件もあるのでこの機会に。
外骨から大阪パック
伊丹市美は、諷刺画に関しては第一級の審美眼を持っているはずなので。それと、滑稽新聞、明治 33年創刊という時代性。

春以降もいろいろあるけどさしあたりここまで。

去年みたいにたっぷり? 一年を回顧する余裕がなさげなので、少しだけここで。

基本的に私は、芸術であろうと、pay しないものはだめだと思っている。ただしそれは、大規模で高収益なものが良くて、という意味では全くない。その作品の資質によって規模なんてひとりでに決まるのであって。

だからこそ逆に、大した企画・作品レベルでないのに宣伝の力で無理やり、ってのは嫌悪する。他の業界ではよくある話だし、それが美術の世界にも導入されて、ということだけど。

具体的にいえば、京国博の姿勢はあまりに商業主義に偏ってるし、京市美はまともな学芸員に総入れ替えするか閉鎖かの二者択一をすべきだし、兵庫美はその政治力と財力が学芸員の能力を超えてしまっていて、王子公園にあったときのアカデミックな雰囲気が懐かしい。
大市美はその能力と宣伝のバランスがとれてないとか、美術館えき KYOTO は係員の質を上げなきゃ奈良そごうの二の舞だよとか、挙げればきりがないけど。

金のにおいがプンプンする美術展なんて大嫌い。
(といいつつ行きたい美術展に随分入れてるけど)

良心的な企画とそれに見合った適切な宣伝に基づく美術展が、減ってきてる気がして、哀しい。
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しかし一年前は、相当に精神状態がひどかったのだなぁ。うーん。
そして、戦メリ、昨年書けず、っていうのを書いてるやん! おお! 進歩してる。

…進歩。。

新着。
Preacher's Son Wyclef Jean
Carnival はよかったなぁ。
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別サイトアップ:戦場のメリークリスマス(メルマガも)、サンギータ、描かれた音楽(神戸市立博物館)(メルマガも)
戦メリを観て、その 15時間後くらいに live を観て、その 20時間後くらいにまた live を観る生活。好い具合である。

別サイトの文章は、全面的に Wild and Gentle by 畠山美由紀、のうち CHORO CLUB 演奏・プロデュース曲 + 鈴木惣一朗から一曲 + 青柳拓次!!、に負っている。具体的には 2. 4. 5. 7. 10. のエンドレスリピートの中で生まれた。最高のミニアルバムに生まれ変わり。

そう、きのうの live は CHORO CLUB featuring Ann Sally だった。畠山美由紀を聴くと、CHORO CLUB に耳が向く。バンドリンのポロンポロンメロディに、心誘われ。線の細い声は、どちらかというと苦手なのだけれど、最新のライヴアルバム、後ろのほうの曲は声に厚みが増してていい感じで、これは生ならもっと良いに違いない、と思って Ann Sally。

納会ビール駆けつけ
寄席みたい木なだらか階段状席に長座布団
聴き覚えのあるフレーズ、弾き方
ひねくれバンドリン
年季入りまくり、天才的多重リズム・メロディパーカッション系弦楽三重奏
風邪気味、鼻水出る
19:30 ~ 22:00、休憩あり
ちらし、上田假奈代!
某パタンナー、飄々
中国、ブラジル、世界遊覧
前半三割、後半八割
早い曲、とびとび、しっとり
きゅっきゅっ効果音、口手
あいさつ
好みのアホトリオ、目玉おやじ畠山美由紀
インストバンド禁じ手全曲ゲストヴォーカル作詞
うどん、…うどん!!

…これでも一応 live メモ↑。ちゃんと文章にします。

で天王寺から某 bar へ。寄ると某小説家と、江戸前寿司の板前さんかと思いきや某 net 系文芸誌編集長にしてその関係者の中で唯二人優れた文章を書ける人のうちの一人、が!! 全然イメージと違ってた。某小説家、本業復帰かも、ということで拍手したり。
ノリノリ音楽に少しだけ話ししてると、もう帰る時間に。

http://www.nikkei.co.jp/kansai/culture/17063.html
美術界 2003 を振り返る企画。欲を言えばもう少し幅広くとり挙げて欲しかったけど、観てないものをコメントできないし。。

しかしこの、わけのわからんところで naive で、でも基本は傲慢(!)、というこの性格は、なんとかならんのだろうか。
と思ってこの時期だし、来年の抱負でも、じゃあ去年は? と日記を振り返ると、… aho-aho 日記になってきたので来年からは真面目にします、って書いてる。

無駄だ、とわかった。
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ふう。

悪口は本人の面前でしか言わない、ストレスは感じ始めたらその場で発散する、社内の人間は仕事上対等に接し、相手が部長だろうが社長だろうが言うことは言う(でも上司が「これは命令や」と言ったときは最終的には仕方なく従う)、ということをモットーにしててもたまるときはたまる。ううう。
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混んでる環境に、前以上に弱くなってる気がしていて。

先日の一人芝居で、4番なのでどこでも自由に座っていただけますよー、ときいていたのに当日行くと、こんなところに席をつくるのか、というほど後ろの端の方の指定席で、始まる前から結構切れてて。これで、出演者がお知り合いのかたでなくて、演出もお知り合いのかたでなくて、店も初めてだったとしたら、確実に帰ってるのだけれど、体力的に回復途中だったせいもあり、おとなしく座って。
でもまぁそんな精神状態で、で私背が低いので手や腕の動きやら何やらほとんどみえてなくて、だいたい途中まで目を開けたり閉じたりに気づかなかったくらい顔さえよくみえなかったので、キーボードなんて手元どころか弾いてる人丸ごとみえてないし、でそんなにややこしいストーリーじゃ(たぶん)なかったけど、やれやれ、って感じ。
で終わってから話してたら、1回目も 2回目も前の方でみてたかたが幾人もおられて、また切れかけ。
以前、一回目が混んでてうまく消化できなくて、二回目もみせていただいたときは自主的に後ろの方で立ち見したのだけれど、そんな謙虚さではだめなのか、という話。
ではなくて、何だか一度でもこういうことがあると、一気に冷めてしまって、もういいか、という気になる。
誰が席を決めたんだか知らないけど(知ったところで延々機嫌悪く接してしまいそうだし)、まいいか、年明けから仕事量が何倍にも増えることだし、これを契機に前回で最後にして。3月は忙しいに決まってるからそれを口実にして。

ふう。

こんなことを書き出すと忙しい、という証拠で、金曜に土曜の朝まで仕事したり、忘年会の後で舞い戻って仕事したり、午前 4時に「あ、これ忘れてる」と慌てて FAX したり、昔忙しかったころを彷彿とさせる状況を早く切り抜けたいのに、こんなときに限って、段取りが出戻りになるのが目に見えてるので先に別の人と打合せしてくれ、と言ってるのに 35分くらい捕まって、予想通り出戻りになって 100% 無駄になる。
お願いだから、私より 3つとか 10歳とか齢食ってるんだから、私より的確な判断力を身に付けてくれよー、と言いたいけどさすがに私でも言えない。ここまではさすがに。

ふう。
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新着。
博士の愛した数式 小川洋子著
私にはいまいち通じにくい、女性の感性でないと真っすぐには受け止められないのでは、と考える作家の一人、なんだけど好評なようなので。
On Fire Galaxie 500
Bryan Ferry 好きなかたが紹介してたので。ベルベッツはあんまりきかないけど、なるほどな音。
スープ 大友良英/ビル・ラズウェル/芳垣安洋
もうやめよう、と思ったけどビル・ラズウェルだし、大友良英の出るイベントに行き損ねたせいもあって。バリバリ好い感じ。
Silent Poets Once In A Lifetime Opportunity
だって To Come... 再発予定が未定なままだし。
Port Of Notes More Than Paradise
どこやらで褒めてあったし。
大江戸LoveSongs オムニバス
端唄、小唄に新内や俗曲まで入り乱れてるので。
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切れてきた。ううぅ。

今日はやっと神戸市博の描かれた音楽に行く。もういつ up できるやらわからん!! ので生メモ↓

上陸ラッパ太鼓ホルン笛トランペット
ヴァイオリン晩餐単独胡弓みたいな弾き方
アコーディオン薄い煉瓦重ねた札みたい
1861パンフルートオランダ人バンジョーアメリカ人
明治入って太鼓大型化縦に持って両手で叩くかっこよく
ピアノ昭和20小学唱歌
和洋合奏之図ヴァイオリン尺八一つの到達点
藤森静雄夜のピアノ心象風景大正3
ハープを弾く婦人涼しげな軽い緊張
東郷青児ロマンティックにしてもの静か、極めて音楽的構成美
渡辺幾春蓄音機歌詞カードをみながらそっと耳をかたむける、少女の美しさ
安井曽太郎レコードを聴く人木版の、形象とは別大胆な赤と青の音楽
かたち、珍奇さから入って、軍楽隊、文部省、上流階級、やがて近く、楽器から音楽そのものの情感の表現や心象風景化していく
日常化して多様化消化されていってしまう
その手前、大正期の空気感にやっぱり魅かれてしまう

江戸末期、明治以降の、日本における 洋楽 の受容に興味のある私としては(君が代の歴史も勉強したし)、正にストライクゾーンなんだけど、、、空いてた。すぐ近くで開催されてるルミナリエに合わせて遅くまで開けてるのに、、また興味のあるのは私だけ?! パターンか。。

でせっかくだしルミナリエを一ブロック + α ほど。きれい。センターを歩くと特に。フラワーロード? メインの大通りはとりわけ。ため息。

で梅田へ出て、ご飯食べて、大丸で買い物して、bar へ寄る。昨日の宴、残骸がそこかしこに。マスター、5時間も回したとかでヘロヘロである。アルコールを入れないと切れそうなので、体調も酔っ払った方が良好だし−−麻痺してるともいう−−、久々のジントニックを飲みながら、宴振り返るの巻。心身とも個人的セミ・ディスコ状態に。うーんやっぱ素晴らしい。身体が 2つあれば行ってたのだが。

といってるうちに若冲が始まりそうだし。ライヴ強化期間に入るし。Little Creatures は、とても年齢層の若い場所でのライヴらしい。年寄り向け休憩スペースはないのか。でもこれ観ないと次何年後になるやらわかんない活動ペースだしー。。
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抗生物質、切れた。喉と鼻。
まぁ大したことないけど、一応風邪薬生活。

 MOONLIGHT ... あえて、
あえて、『夜中三時頃 MUSIC』と名づけたい。
一時ではまだまだ。
二時辺りから静かに煌めきはじめ、
三時。
そおっと、地平が広がる。

   *   *

今朝の朝早く、見上げた青空に浮かぶ裏三日月が、その澄んだ青さに溶けかけてた。

   *   *

今さら何を書いてんだ、私、、


月の光は人の心を狂わす、とはよく言ったもので。

Mr. 〜 〜 〜 〜 Mooonligght!!

…ほら、やっぱり。

FRIED PRIDE の RE NOTES〜FRIED PRIDE REMIXES〜 を買おうとしたら、CCCD ってどういうこと?? バカか? そんな、みんなコピーされて買ってもらえないかも、って危惧する程度のリミックスか?
曲目が、My Funny Valentine,Love for Sale,Norwegian Wood,Street Walking Woman,What’s Going On,Superstition,Louisiana Sunday Afternoon …泣きそうに良さげなのにぃ。
こうして売上が一枚減る。
反対の意向を伝えに、公式サイトへ書き込む。
…いったいいつになったら生で聴けるのだろう?

レコセルの 良かったボタン詳細 をみたら、GREATEST HITS/The Bangles に入れて下さってるかたが!! そんな、大したこと書いてない気が、と文章を確認しにいったら、間違って自分で 最高! を押してしまう。うう。
でも、Adios Nonino/Astor Piazzolla に 2票入ってるのが嬉しかったりするのです。単純。
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photo 更新
青白く強きイルミネーションの、ストロボのような煌めき。
瞬くシリウスのように。強く、冷たく、しかし清々しく透き通った。
白の毅さに、その鋭きまっすぐな。

だいじょうぶ。まだ走ってられる。まだ、まだ。

   *    *

Ann Sally の Hallelujah を聴くと、畠山美由紀のうたごえにききほれる。

芦屋市立美術博物館のこと、とうとう日経にまで載ってしまう。
http://www.nikkei.co.jp/kansai/culture/outline.html

「ちゃん、りん、しゃん」は「ちん、とん、しゃん」からきてるのか。今ごろ、、、


ブレた、えーかげんな写真だけど、そんなことどうでもよくなってきた。
もう何だって撮れるし。
目を開けている必要さえなくなってきて。
だってそれはそこにあるし。
ただただその佇まいに、空気は、一瞬ブルブルと呼吸する。
待つ必要もない。
逃すこともない。
だって、撮るときは必ず震えるから。
ちゃんと血が通ってて、一秒前と一秒後では全然違うから。

限りなき生の煌めきに、そっと心をよせて。

新着。
小唄特選 市丸
三弦のたゆたいに、澄む空気。
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カビはえらい。

いやたぶん過去最大量の抗生物質を投入されたせいで、身体がらく。朝が相変わらず若干きついことを除けば、少々寒くても喉や鼻にはほとんどこないし、風邪もうつされないし、睡眠不足でも頭回るし、初めていままで絶えずだるさが沈殿してたことに気づく。

で、ここ数か月で最高の体調。すばらしい。

とはいえ、体力の回復具合はゆるやかで、飲み薬を抜いたのは月曜からで、無理せずに食べられるようになったのもここ数日の話。ゆっくりゆっくり、あったかくしつつ、音楽聴きつつ、アルコール入れつつ、な日々。

日曜は、鍋島を観た。以前天保山で観たときほどではないけど、どうやら個人コレクションを中心に、よくこれだけ集められたなぁ、という印象。学芸員さんえらい。で、やっぱりすごすぎて宇宙まで感じさせられるのあり。最盛期のあの(奇跡の、とあえていいたい)20年のだけでなく、初期から、特に晩期のも、崩れつつも荒れた味わいがなかなか。
でなぞの音楽的一人芝居へ。最近想ってること(音楽的たゆたい)と微妙にリンクしてて、旅、なので、この世。星粥と、世界の終りとハードボイルド…とタイタンの妖女が浮かんで。
DJ CD 買う。もう信じ難いほど素晴らしくて、やばすぎ。朝から聴いてるし。
なんだか帰る気がなくなり、しかし帰る。

で翌日も寄る。これがまた世界のあちこちの音の話になり、三絃の誘惑からなにからえらいことに。いったいなんの仕事をしてるんですか、と真顔できかれる。しかし、生活の中に音楽がある環境っていい、って他人の口からきくことがあるとは。
で締めはビートルズのクリスマスソング。やっと肩肘はらずに受けとめられるようになってきた。に畠山美由紀をかけてもらうが、うーん。
その 15時間後に再びビートルズなクリスマスソングで、いい感じ。

こうして、花は散り、雲は行く。
いろいろ嬉しくて楽しくて、涙ぐむくらい。

あとは、神戸の描かれた音楽を観て、アン・サリーの歌声を確認しつつショーロクラブの弦の響きに身をひたし、Little Creatures(!) と mama!milk の音色に身をゆだねると、そろそろ今年も終りである。

…しまった。別サイト止まってるとか仕事がとかいろいろ思い出してしまうし。
レゲエな I Shot the Sheriff、要はオリジナルにひたりつつ。

新着。
タイムスリップグリコ
Misia Canto
Bush Of Ghosts Buddhists Tracks
MISSISSIPPI GODDAM choro azul
雑音考―思想としての転居 樋口 覚
雑多。
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http://www.ne.jp/asahi/fbeat/africa/40-diary/40-diary.html
まさかこの方がゆらゆら帝国と ALICIA KEYS を聴くとは!
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右手で右手は洗えない

…怪我したのは左手なので。

席について、一息つくと、Don't Let Me Down がかかったりするのである。やれやれ。で、珍しくココアを。
クリームが浮かぶ。そっとひと口。それから砂糖を軽く足して。この甘さが滲みて、ここ 5日ほどのかじかんだ疲れが溶けてゆくのである。はとほの間のためいき。I'm dreaming of a white Christmas... ってながれてくるし。

いや、日曜の午後から細菌性のなんとか(…なんとかって)にかかり、まぁ風邪が腹に来たってわけで、しかし毎朝の点滴 + 6種類の薬を飲まされたにもかかわらず月・火・水と休んで、まだ 3種類の薬でゴロゴロいってる腹を無理やりもたせてる、って話で、昨日は、をを 10m以上連続して歩くのは先週以来だぁ、とか思いながら朝仕事場までたどり着いたり、簡単にオーバーヒートするのでロキソニンで冷ましたり、いろいろして、今日も引き続き、なのです。
いやしかし、何を食べても、お茶さえもすぐ吐く、全部吐く、吐いても吐いても吐き気が絶えずして胃液も吐く、稀に吐かないと超特急で下から、で激しく衰弱してトイレまでたどり着くのがいっぱいいっぱい、で病院まで行けるとはとても思えず往診してくれる医者はないかと、このままだと水分補給どころかほんとに死ぬ、とかすむ意識で真剣に考えたのは生まれてはじめて。
ちまたで流行ってるらしいがみんな一日二日で治ってるのはどうして?? 私、普通の内容の普通の量の食事がとれたの、今日の昼食が初めてなんだけど…

だ か ら、ひさしぶりにとてもくつろげたのです。クリスマスソングを聴きながら。あ、医者行かないと薬切れる。
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http://www.log-osaka.jp/main.html
お知り合いと話ししていて、
私は頭の中で、日本語で感じたり思ったりしてない、ことに気づいた。
人に話すとき、あるいは考える時に、半ば無理やり日本語にしている。

詩のボクシング第一回チャンピオンの朗読 CD ひまわりを聴くと、全て元から日本語で、ことばが生まれてイメージが湧きあがる。彼女の頭の中の段階からおそらくそうなのであって、それはすごいことだ。

が、元から日本語なのと、ことばを使ってない頭と、例えばどちらがより豊饒に出来事を感じているかというと、全く別の話である。

上田假奈代のことばは、はかない。
あしたのことなど誰にもわかりゃしないことを、とても知っている。
それでいて、一瞬先をも含めた未来へ向かって、たった今現在から、かたりかけうたいおどっている。
諦観、とは紙二重くらい違う位置に、精力を懸けた足場を築いて。
形而上学と資本主義経済の暴風の瀬戸際で、だから戦っていて、はかなく美しい。とても美しい。

三味線は、一貫して伴奏楽器であった。
そのしらべに、かたり、うたい。
幻惑の音にのせて。

十近くの三味線の調べを現実に聴かされると、三味線のせいで多様な語り物、謡いが…なんて言ったことは、半ば吹き飛んでしまう。
今思うのは、楽器としてではなく、伴奏楽器として、見直しがすすみそして、かつての姿が今の衣を身にまといあらわれる日が、もう目の前にみえている、ということ。

豊饒の多様性。
大仏開眼の儀のように。

そんな日を心待ちにしている。
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12/2。
沖縄はむずかしいわー
街に音楽があふれてる
商業化のプロ
もうそんな時代は終わってる
丸山茂雄247みゅーじっくCBSソニー
ザ・モッズ独立あとおし
メジャーにして究極なマイナー
↑ガイアの夜明け、丸山茂雄特集をみながらのメモ。

12/3。
その bar で、フラメンコギターを聴く。奏者が違うと全然違う。スペインバレエの魅力について話す。サンドウイッチ試食。カツサンドは難しい。やっぱりバター。でラテン・ハウスなるものを聴く。なるほどラテンでハウスなリズムでノリノリだ。

12/4。
忘却の彼方に。

12/5。
朝、急いでてこける。腕時計を握り締めながら走ってて思っ切りつまづいたので、とっさに手のひらがつけなかった〜 0.3 秒くらい記憶飛ぶ。で手の甲というか指のあたりを中心に。できそこないのヘッドスライディングみたいになって、ベルトをズズズ〜っと擦るし。でよけいに遅れる。

体調が悪くてふらついているのがたぶん一番の原因なので、…次はほんとに車に轢かれて死ぬんじゃないのか? と思ってそれなりに気をつける。帰り、先輩に「のみにいこか」と誘われるが「今日のんだらたおれます」と断わったら、「おれもや。さっきからふらついてまっすぐあるかれへん」と言われる。私の風邪薬、上司にも飲まれてしまうし、オフィスを DDT かなんかで消毒したい気分。

本日。
ほんとは音、聴きに行きたかったけど昨日のこともあるし、まだ死にたくないのでおとなしくしてる。plants 聴いてる。以前聴いたときほど悪くない。ミュージシャンの選び方はよさげなのになしてこの曲? ってぇ印象は変わらず。

三絃の誘惑、近松門左衛門を越えて九鬼周造の『小唄のレコード』が秀逸である。樋口覚、もう一冊買うことに決定。文楽の曾根崎心中、チケット予約してしまう。みんなこの書と『三味線とその音楽』のせい。
しかし、(広義の)文芸な精神を、音楽とそれにまつわる雰囲気・事柄から読み解く、なんて刺激的な論考に出会えてとても嬉しい。詩の評論からスタートしてるから、音韻にも敏感なんだ。きっと。
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こけた。いたい。

新着。
Diary of Alicia Keys (Bonus DVD) ALICIA KEYS
あざとい。
しかし、これだけ自己プロデュース(音を、というより自分自身を)できてれば、あっぱれ! と感服してしまう。
E. S. T. (Esbjorn Svensson Trio) Strange Place For Snow
JAZZ なインプロヴィゼーションが微妙に電悩化してかっこよく! なった感じ。好き。Radiohead な処理(ってまたえーかげんな)後の世界観もけっこう。
HIMALAYA〜

↑written yesterday / written today↓

うんできた。マキロン。
…こんなえーかげんでなおるのか?? まわりは、「ほんまにだいじょーぶか?」「ろーさいおりるんとちゃうか」というのだが、いかんせん、いしゃにいってないし。

MY PLEASURE / 村上“ポンタ”秀一
しかしこの節操のなさ! でもこのイロモノ、やるよなー。私が聴いたのは 翼をください(feat. ゆず)、飾りじゃないのよ涙は(feat.吉川晃司)、YOU’VE GOT A FRIEND(feat.Kiroro)、LET IT BE(feat.30YEARS ANNIVERSARY SINGERS)だけど、村上“ポンタ”秀一の遍歴とゆずの融合による小技もさることながら、吉川晃司、これ、突き抜けて素晴らしい。目からうろこ。陽水、さすが。
で、LET IT BE はお歴々に混じって FRIED PRIDE の shiho が一フレーズほど唄ってる! 出世したなぁ。。
でもこんなの売れたらポンタ、調子に乗るので、試聴機で聴きたおすことをお奨め。

http://www2.rocketbbs.com/420/kanayo.html
おお! 百年の孤独、どう読まれるのかとても興味が。

で 12/1。
http://www.daion.ac.jp/pre/new/special/html/1057905539.html
世界各国、いろんな楽器が置いてある大部屋の一角にて。
実にさばけたおねえさんだった。
三味線って一つ一つ、こんなに音色が違うとは。

でますます三絃の誘惑に誘惑されて。

通信料を払ってなくてその日から繋がらなくなったパソコンを前に、三割くらい切れてる人のいる bar へ。
シンディ・ローパーをかけてもらえる!! がちょっとまったりし過ぎる。
で、そのシンディ・ローパーがデビューした頃に生まれた人(…)の MD、bush of ghosts buddhists tracks を聴く。一曲目が特に素晴らしい。が、スティール・パンが欲しくなる。LITTLE TEMPO 病である。家に帰って調べたら、あのジャケットの絵が最も気に入ったコンピ CD、plants に一曲入ってた。
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