2006年09月の記事


8人の女たち
映画のように美しい。
女性が一人、一人、出てきて、それぞれに魅力的。
突然ミュージカル! だし。
エスプリ利いてるし。
八人も寄れば、嫉妬やら何やら、大変だ。
出たとこ勝負! のエマニュエル・ベアール踊り、弾けすぎ!
それにしても、…ほんとに美しい。

オゾン、なかなかおもしろい監督だなぁ。
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タクシードライバー
顔が痩せてるロバート・デ・ニーロ! 若いなぁ。
そしてあのコ、…ジョディ・フォスターだなんて! いやぁ先が思いやられる(笑)。
それにしても Cybill Shepherd, …ネコっぽくて、参る。

Tom Scott,
Bernard Herrmann の描いたサックスは、
あまりに、
鳴り響く。

ベトナム戦争の後遺症が、こんなにも永く続くとは、当時誰も、さすがのマーティン・スコセッシでさえ、そして当事者の帰還兵たちでさえも、思いもよらなかったのであろう、今観るとこれでも皮相的に見えてしまう。
むしろ、その設定を借用して、(図らずも?)時代の空気を捉えてしまったというべきか。
マーティン・スコセッシは、ドキュメンタリー出身の故であろうか、さすがである。

闇は、さらに深く、錯雑している。
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別サイトアップ:ビューティフルハミングバード、人間国宝展、若冲と江戸絵画展、ルーヴル美術館展、塩谷哲(メルマガ発行)
別サイトアップ:空へ(ビューティフルハミングバード)、人間国宝展(京都高島屋)、プライスコレクション 若冲と江戸絵画展(京都国立近代美術館)、ルーヴル美術館展(京都市美術館)、トリオっ!(pf:塩谷哲、b:吉野弘志、ds:山本秀夫)(メルマガ発行)

訂正。吉増剛造 + 関口涼子[対談とポエトリー・リーディング] 機(はた)-ともに震える言葉(2006. 9.17、国立国際美術館)で、和多田葉子(誤)→多和田葉子(正)。国立国際美術館のチラシの間違いをそのまま引用していました。おかしい、要確認として印までつけていたのに。
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別サイトアップ:吉増剛造 + 関口涼子(メルマガ発行)、+ Another story
別サイトアップ:吉増剛造 + 関口涼子[対談とポエトリー・リーディング] 機(はた)-ともに震える言葉(2006. 9.17、国立国際美術館)(メルマガ発行)

Another story of 'Dialogue and Poetry Reading at NMAO'
途中を急いだのでゆっくりと国際美へ。しかし人がいない。三人組が看板を見ている。警備員やスタッフの姿が見える。でもあとは帰る人ばかりで、不安になる。が、とりあえず入口へ。警備員には止められることはなく、ややほっとしつつスタッフの方にきいて、やっと安心、エスカレーターを下る。ロッカーヘ荷物を預けて、さらに下りる、その前にトイレはこっちだったっけ? と回り込む、その前にばったり、お知り合いの方が出口から出てこられるところである。びっくり。ギャラリーのスタッフのかたで、今日はひょっとしてこのイベントのお手伝いかと思ってきいてみると、そうではなくて、まだ三人展を観てなくて明日は台風だからと慌てて今日観に来られたとのこと。(この連休が展示最終であることにあとで気付く。私にしては珍しく、早々に観に来てしまったからなぁ。)そのギャラリー、実はこの 7月末でお辞めになったそうで、さらにびっくり。私が現代美術を観だしたのは、実質的にはそのギャラリーが最初で、そのときそのかたに、説明していただいたりあれこれ教えていただいたりしてから興味を持つようになって、ちょこちょことそのギャラリーに寄ったり、他のギャラリーや(最近増えつつある)美術館での現代美術の展示に足を運ぶようになったのだった。ギャラリー、それも貸しギャラリーでなく企画展示を行うところといえばあくまでも作品を売る場であってあまりいい思いのしたことがなかった私にとって、作品に集中して観ているときには決して声を掛けない、邪魔にならないようにする、気配さえ消す(!)、という姿勢はとても新鮮で、きいてみたら、自分も観ているときに遮られるのがとても嫌なので声を掛けるタイミングはすごく迷います、とおっしゃっていたのだが、それも 2年くらい? 前のこと、全然お変わりなき雰囲気できちんとしたかたのまま、目の前に偶然現れたのだった。
感謝しています、ということばもその場では浮かばないまま、またいつかどこか美術展でばったりお会いすると思います、と言うと、人と会う約束がある、というその方は詩のイベントに参加することなく、お帰りになった。
その空気をそっとまとったまま、
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別サイトアップ:Lunasa (Lunasa)
別サイトアップ:Lunasa (Lunasa)
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別サイトアップ:人間国宝 松井康成の全貌(兵庫陶芸美術館)、幻の棟方志功(大丸神戸)(メルマガ発行)
別サイトアップ:人間国宝 松井康成の全貌(兵庫陶芸美術館)、幻の棟方志功(大丸神戸)(メルマガ発行)

http://www.performingarts.jp/J/art_interview/1.html
これは一度ぜひ観てみたくなる。
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別サイトアップ:REDWOOD (Lunasa)(メルマガ発行)
別サイトアップ:REDWOOD (Lunasa)(メルマガ発行)
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ライブ帝国 上田正樹
オルガンの強烈な音。
70年代か。レトロ。むさくるしい。紺のシャツにブルーのジャージ、首にタオルを掛けた上田正樹、…寝起き姿か!
控えめなギターのリフ、カッコいい。
汗をかいてなんぼの上田正樹、
ステージ前はディスコ状態。
Rhythm and Blues は大阪の地で彼によって斯様に変化した。
がいきなり fade out. 終わってしまう。
Bonus Track は TVスタジオでの "あこがれの北新地"。北新地、である。
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別サイトアップ:梅原龍三郎展(大丸心斎橋)(メルマガ発行)
別サイトアップ:梅原龍三郎展(大丸心斎橋)(メルマガ発行)
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別サイトアップ:The Kingdom (Mads Vinding Trio)、ルピナス(早坂類著)(メルマガ発行)
別サイトアップ:The Kingdom (Mads Vinding Trio)、ルピナス(早坂類著)(メルマガ発行)
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別サイトアップ:TRISTEZA、VARTTINA(メルマガ発行)
別サイトアップ:SPINE & SENSORY (TRISTEZA)、VIHMA (VARTTINA)(メルマガ発行)
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殺しのドレス
デ・パルマらしい。いきなり 'Body Double'! だし。さすが ultimate. Angie Dickinson はわざとらしく見えて、むしろインタビューの彼女の方が自然。
女優といえば、Nancy Allen がとっても魅力的! なのに驚いた。瑞々しい。
そして、Michael Caine が渋い。やっぱり上手いんだろうなぁ、だから Angie Dickinson が(戸惑っている役という以上に)いまいちに見えてしまうのだろう。
それにしても、鏡。
EV での鏡の場面、映像・音楽、あらゆる面に於いて最高の場面である。

ただ、作品全体としては、'ボディ・ダブル' の方が密度が濃くて(濃すぎるともいえるが)好き。
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別サイトアップ:
別サイトアップ:なでしこスウィング ~AROMA SONGS~(2006. 9. 8、心斎橋クラブクアトロ、畠山美由紀 featuring 沖仁、sakura、orange pekoe、opening act: 砂場)、竹久夢二と大正ロマン画家展(阪神百貨店梅田)、建畠晢・藤原安紀子 ポエトリーリーディング(2006. 8.18、Calo Bookshop and Cafe)、パトリック世紀(建畠晢)(メルマガ発行)、infinite possibilities (amel larrieux)
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Bow&Arrow~あきれるほどの行方(TOKYO No.1 SOUL SET)
好いね、この音創り。少しレトロで、語りというか詩というか、昔はこういうのが入った曲って結構あったけどいつの間にか廃れてしまったものを丁寧に掘り起こして revival、というか新たに、温故知新な、聴いてて安心できる、のに新しい。
ちょっとプログレっぽかったり、ジャズのインプロっぽかったり、音響派っぽかったり、エレクトロニカ前夜っぽかったり、ダブっぽかったり。
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別サイトアップ:open sky (IONA)
別サイトアップ:open sky (IONA)
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フレンチ・コネクション
うーん…。
いかに最近の、CG だとかいった技術にこの目が毒されているか、わかった。
ドキュメンタリー・タッチ、というか実話ベースってことに監督の音声解説を聴きはじめるまで知らず、そのカメラ・ワークや参考にした作品やキャスティングと作品そのもののストーリー解説とを聴きながら、こうして一つの映画ができたのか、とこちらでも実話タッチ。
許可を取らずに撮影、って場面が思いの外多くて、NY の街なかはともかく、駅とか(←駅員にしばかれるよ乗ったり降りたり)、高架線路下カー・チェイスとか(←死ぬよ一般の人!)、高速道路大渋滞とか(←あかんってわざとなんてって非番の警官たちが協力してくれてっておい!)、今だったらあんたが捕まるよ監督!!
史実をベースにしたリアルさ、はとても真面目に追求されて、あまりつかいたくはないがやっぱり古き良き時代、だったのだなぁと思う。
ジーン・ハックマンはまだ顔が真ん丸じゃなくて少し若くて、でフランス人のおっさんがまたキザというかお洒落で優雅で手、ヒラヒラ、ってまぁ憎めんおやじで、旨そうに上品な料理をたっぷり時間をかけて食べてるのにハックマンは外で凍えながらペラペラのピザをほおばってたり、どこまでもどこまでも尾行する、徹底ぶり。
でもスルリと逃げられる。
関係者、えらい理不尽なほど軽い刑だし。なんかフランス人俳優だけ割を食って 4年だし。
バンパー目線はなるほどやられる。が、やっぱり線路下限定はどうしても直線中心になるから単調なんだよなぁ。
個人的にはサルの妻のアンジー・ボカ(Arlene Farber)の、ドレス・アップした美しさと軽食屋かみさんの時に腹に一物持ってそうな表情に目が行ったのだが、そんなとこを見てる人は誰もいないらしく検索しても何も出てこない。
Arlene Farber、他の作品はどうだろう? と思っても、
http://us.imdb.com/name/nm0267123/
パッとしなかったのかなぁ。名前、変え過ぎだし。

実はこれ、映画としてではなく音楽の、Don Ellis の作品として入手しようとして、ところが CD が DVD よりずっと高い(!)のが気に入らなくて、しばらく amazon の買い物カゴに入れっぱなしだった。
で、めでたく(?)DVD で購入。
確かにこの煽りかたは見るべき(聴くべき)ものがあるが、やはり古さが目立つ。

歴史上の作品、となりつつある。
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別サイトアップ:Shaka Zulu (LADYSMITH BLACK MAMBAZO)(メルマガ発行)
別サイトアップ:Shaka Zulu (LADYSMITH BLACK MAMBAZO)(メルマガ発行)
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ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版
いいね。古い映画への愛、映画技師への親愛、女性への愛。
シチリアには何か棲んでるのかも。
大きな流れもそうだが、シークエンスのつなぎかたや伏線の張りかたにも心細かく行き届いている。
長い年月を追っているだけに、俳優陣への好き嫌いが出てしまうのだが(雇われ俳優とプロとしてこなしている人との差が激しい)、そこはそれ、大きな流れでカバー。

あぁ、コッポラ。
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