2001年06月の記事


小学校の校門を開け放て!
 TV・新聞の報道では誰も言わないようなので。

 学校の校門を閉めたり、鍵を掛けたり、教員を立たせたり、監視カメラを取り付けたりしている。
 「児童の安全を守るため」という。
 誰も何も言わないが、校内は安全で、校外は危険だということらしい。

 あらゆる境界は、いずれ崩れ去る。
そんなことは、ベルリンで、誰もが見たことだ。
なのに、何故門を閉じるのか。

 子供の世界は、大人の世界を映す鏡だ。
子供だけの世界など、童話の中にしか存在しない。
(だからNever Landなのか?!)

 つまり、こういうことだ。
 ナイフを持った児童が、校内でメッタ殺しにする事件が起こるまで、秒読み段階に入ってしまったということだ。
なのに、何故門を閉じるのか。

 例えば、昼間、地区の安全を求めて、火の用心のように巡回を始めたなんていう話、聞いたことがない。

 キーは絆だと思う。
あの犯人、あまり友人がいるようには見えない。
父親との関係も、(TVで見るかぎり)とても良いとは言えそうにない。
3回だか4回だかの結婚も、全て離婚という結果に終わった。
そして、社会のほぼ全ての人々が拒絶する絆を、その社会に求めた。
(極めて逆説的だが)

 そんなことは、どうせ何年か先の裁判の判決に出てくるのはわかっているのだが。
 こういう人間を生んだ社会を、これからどうするのかという議論は、どうして起きないのか。
 みんなが、少しずつ犯罪者なのに。

 私には、新聞の号外が目に浮かぶ。
 校門の鍵を掛けている場合ではない。
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茂七の事件簿
 NHKで放送が始まった。第一回は「置いてけ堀」だった。優れた小説は映像作品以上に映像的だったりするが、宮部みゆきはドラマになってもサマになる。
 やっぱりいなりずしだねぇ。

 そういえば「初ものがたり」の続編って、一体いつのことに? もう出たのか?
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アマゾンやら、エンヤやら
 アマゾン(jp)でCDを買ってみた。800円ほどで20曲くらい入ったトリビュート・アルバムが含まれている。もちろん中古ではない(ハズ)。かなり不安だ。

 プロスペローの祟りは、なおも続いている。白血球の数が足りているのか、少々心配になってきた。

 そういえば昨日の日経夕刊に「テンペスト」の評が載っていたが、途中の議論はいまいちだが結論は一致していた。演出のジェイムズ・マクドナルドも同様に答えている。

 今は、ろうの方のエッセイと、ブラジルの作家のロードムービーみたいな本を読んでいる。例によって、いつになったら読み終われるのか。

 生茶のCM、あのvividな色彩とstop-motionは、エンヤの新たな解釈か? それとも単にPVの影響か?

 そろそろエンヤでcool-downしてから眠る日も近い。
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テンペストと風邪
 おととい、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのテンペストを観てきた。
 しかし、前々日あたりからの風邪はさらに悪化し、意識もはっきりしないままだった。
 今日も全然ダメだ。「喉も鼻も、頭の中もテンペスト」とか、自分でもどうしようもないギャグしか思いつかない。
 愛用のロッテののど飴(カリン味)も、もはやほとんど用をなさない。なめながら咳が出て、飛び出しそうになったりする。それでも気安めに、1日1本ペースだ。ここ数日、なめながらでないと寝付けない。私の歯はもつのか?
 散髪にいきたいけど、耐えられる自信がまだない。頭や顔が、血だらけにされそうな気がする。

 困った。
 プロスペローのたたりだ。
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「お越しの皆様へ」
遠いところ(?)お越しいただき、ありがとうございます。
なぜかよくわからぬまま、300 Hitsを越えており、大変ありがたく思っております。

が、このHPはまだ運営のしかたを決めておりません。
もしよろしければ、先行して作成した下記HPをご覧いただければ幸いです。

http://kamakura.cool.ne.jp/windswept/

(リンクは、「Profile」に載せているURLをたどってみて下さい)

各種事情(?)により、BBSがメインのHPです。
このペースでいきますと、先行して開設したHPのカウント数を、このHPが追い越すのも数時間の問題です。
それは困ります!
「なんでやねん!!」という気分になります。
(既になっている、、)

以上宜しくお願いいたします。
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コッポラとモニカ・ベルッチ
 数日前のニュース・ステーションで、モニカ・ベルッチが出ていた。
その中で、久米宏が「映画はコッポラの作品でデビュー...」と言っていた。

 確かに「ドラキュラ」に出ている!!
 美しく哀しいラブ・ストーリーだった。
この映画のウィノナ・ライダーは、凜とした美しさが魅力的だった。
他にも美女役はかなり多い作品だったが、パンフを見ても、名前さえ出てこない。
でも、裏表紙のレリーフ風写真の中に、やっと見つけた。ラテン系だ。
どうも美女3人組の1人のような気もして、そうすると内の写真に何カットも写っていることになるのだが、何分小さくてよくわからない。

 でも、モニカ・ベルッチのキラキラした目は、当時、確かに、覚えている。

 コッポラのゾエトロープの本は、2冊とも届いたが、まだ手をつけられていない。
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小泉内閣メルマガ
朝から登録してみた。
混雑しているのでは? と思っていたが、意外にもサクサク。
やっぱり国の機関は線が太いのか?
登録項目もシンプルだ。

最近思うのは、日本の政治もやっとメディアの時代になったのか、ということ。
そう考えると、ウォーホルはやっぱスゴい。
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それでも“Shout”
Tears For Fearsの“Shout”がかかる。
VolvicのCMで、映像はちっとも頭に残らないが、懐かしい曲だ。
しかし、あの爽やかな風景(だったと思う)に、何故に“Shout”??

FMを聴いていたら、Princeの1999を紹介していた。
しかし、self-produceだとかチャートで何位とか、誰々の影響がとか生まれはどこどこでとか、だんだん腹が立ってきた。
どうして、「紫の貴公子」と呼ばれたりしたとか、何でも自分でやらないと気が済まない性格で、その言動や歌詞も含めて、人によって好き嫌いのハッキリ出てしまうartistだったとか、そういう当時の雰囲気の伝わる話ができないのか。
きっとあの当時のこと、何も知らないのだろう、あのDJ。
でも、そんなDJにレトロな洋楽番組はちょっとあかんで〜と思ったのであった。
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